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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月07日 07時59分

本日の相場見通し/4日ぶりに反発も、積極的な買いは全く期待できない

6日の米国株式市場は3日続落、NYダウは2日終値比100.96ドル安の11139.30ドル、ナスダック総合指数は同6.50ポイント安の2473.83ポイントで取引を終えた。ダウは一時307.73ドル安の10932.53ドルまで売られる場面があった。恐怖指数(VIX指数)は同3.08(9.08%)高の37.00だった。欧州債務・金融システム不安の高まり、及び、米国景気減速懸念から、投資家のリスク回避姿勢が続いた。

NY円相場は反落し、2日終値比85銭円安・ドル高の1ドル=77円60~70銭で取引を終えた。欧州の債務懸念が強まり、ユーロからの逃避資金がドルに流入した。また、スイス国立銀行が、対ユーロのスイスフラン相場に上限を設けると発表。このためスイスフランを避け、ドル選好が強まった。円は対ユーロで5日続伸し、前週末比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円65~75銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続落。WTI期近の10月物は2日終値比0.43ドル安の1バレル86.02ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は2日終値比3.6ドル安の1トロイオンス1873.3ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8730円大証清算値比120円高だった。

本日の日経平均は4日ぶりに反発する見通し。想定レンジは8600円~8800円程度。昨日はグローベックスでNYダウの先物が2日終値比で約300ドル安で推移していたため、それを反映する形で、日経平均先物は8600円を割り込んだ。しかし、実際の6日のダウは100ドル安で終了したため、その分の調整が期待できる。また、対ドルで円安に振れている点もポジティブに作用するだろう。なお、ギリシャ国債の保証料率が急上昇するなど、欧州発の金融不安は一向に収まる気配がない。このため、積極的な買いは全く期待できないとみている。

日銀は6日から今日まで2日間の日程で、金融政策決定会合を開いている。政策金利は現状の0~0.1%に据え置き、ゼロ金利政策の維持を決めるだろう。しかし、先回り的に8月4日に追加金融緩和を決めたこともあり、現状大きな成果を出していないとはいえ、今回は追加の金融緩和を見送る可能性が高い。仮に、追加策が発表されれば、ポジティブ・サプライズになるだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)