
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月01日 08時14分
本日の相場見通し/日経平均は9000円付近で膠着
8月31日の米国株式市場は4日続伸、NYダウは前日比53.58ドル高の11613.53ドル、ナスダック総合指数は同3.35ポイント高の2579.46ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.27(3.86%)安だった。7月の製造業新規受注が前月からプラスに転じ、市場予想を上回った。8月のADP全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比9万1000人増加と、10万人前後との市場予想の範囲内だった。8月のシカゴ地区購買部協会景気指数は09年11月以来の低水準となったものの、市場予想は上回った。これらが好感された。
NY円相場は続伸し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=76円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロでも続伸。前日比65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は5日ぶりに反落。WTI期近の10月物は前日比0.09ドル安の1バレル88.81ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。12月物は前日比1.9ドル高の1トロイオンス1831.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9030円大証清算値比70円高だった。
米株が堅調ながら円が高止まりしている。このため、本日の日経平均は9000円付近で膠着する見通し。想定レンジは8900円~9100円程度。ただし、野田政権の組閣は明日2日の予定のため、市場では引き続き、経済閣僚人事を見極めたいというムードが強い状態が続くだろう。また、後場にかけては、8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)発表を受けた上海株式市場の動向などが東京市場に影響を与える公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)