
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月31日 08時18分
本日の相場見通し/日経平均は8900円アラウンドの膠着・もみあい
30日の米国株式市場は3日続伸、NYダウは前日比20.70ドル高の11559.95ドル、ナスダック総合指数は同14.00ポイント高の2576.11ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.61(1.89%)高の32.89だった。コンファレンスボードが発表した8月の消費者信頼感指数は44.5と、09年4月以来の低水準に落ち込み、市場予想の52程度も大きく下回った。これが嫌気される場面があった。しかし、9日開催分のFOMC議事要旨で、複数の委員が資産購入による追加の量的金融緩和に前向きな姿勢を示していたことなどが明らかになったため、急速に買い戻された。
NY円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=76円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロでも反発。前日比70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円75~85銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日続伸。WTI期近の10月物は前日比1.63ドル高の1バレル88.90ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発。12月物は前日比38.2ドル高の1トロイオンス1829.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8905円大証清算値比45円安だった。
本日の日経平均は8900円アラウンドの膠着・もみあいとみている。想定レンジは8800円~9000円。米株は追加金融緩和期待で堅調だが、足元の景気悪化懸念も根強い。これでは手放しで買いが先行することはなさそう。また、国内では2日以降とされる野田内閣の組閣に加え、米国では今晩の8月のADP全米雇用レポート、1日の8月ISM製造業景況感指数、2日の8月雇用統計等、見極めたいものが目白押し。このため、模様眺め気分が強い状態が継続する見通しだ。一方、米株が堅調な以上、日本株の下値不安は乏しく、底堅い動きも期待できる。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)