
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月30日 08時14分
本日の相場見通し/物色面では、リターン・リバーサルが継続
29日の米国株式市場は大幅に続伸、NYダウは前週末比254.71ドル高の11539.25ドル、ナスダック総合指数は同82.26ポイント高の2562.11ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同3.31(9.30%)安の32.28だった。7月の米個人消費支出(PCE)が前月比0.8%増と2カ月ぶりにプラスに転じ、市場予想の0.5%程度増加を上回ったことが好感された。また、ギリシャの上位銀行のEFGユーロ銀行とアルファ銀行が29日、合併を発表したことも買い材料になった。
NY円相場は反落し、前週末比25銭円安・ドル高の1ドル=76円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落。前週末比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=111円45~55銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続伸。WTI期近の10月物は前週末比1.90ドル高の1バレル87.27ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。12月物は前週末比5.7ドル安の1トロイオンス1791.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8945円大証清算値比75円高だった。
米国株高や欧州信用不安の後退を好感し、本日の日経平均は堅調な展開を予想する。だが、円高が一服しているとはいえ、高止まりしている状況のため、上値は上値で重そう。想定レンジは8700円~9000円程度。なお、野田政権の組閣や党内人事を見極めたいとのムードも強まる公算が大きい。物色面では、リターン・リバーサルが継続するとみている。外部環境(特に、米国株式市場)が落ち着いたこともあり、主力の輸出関連株が買い戻しの対象になるとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)