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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月17日 08時30分

本日の相場見通し/日経平均は軟調なもみあい、閑散・夏枯れ相場

16日の米国株式市場は4日ぶりに反落し、NYダウは前日比76.97ドル安の11405.93ドル、ナスダック総合指数は同31.75ポイント安の2523.45ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.98(3.07%)高の32.85だった。EU統計局が発表したドイツの4-6月期の実質GDPは前期比0.1%増、ユーロ圏のGDPの伸びは0.2%増で、ともに市場予想を下回った。また、サルコジ大統領が「ユーロ共同債」構想や、欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡大に消極的な発言をした。これらが嫌気された。一方、7月の米鉱工業生産指数が前月比で0.9%上昇、市場予想以上に上昇したことは相場を支えた。

円相場は横ばいだった。前日と同じ1ドル=76円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円65~75銭で終えた。

NY原油先物相場は反落。WTI期近の9月物は前日比1.23ドル安の1バレル86.65ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比27.0ドル高の1トロイオンス1785.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9060円大証清算値比10円安だった。

米株下落、円高止まりを受け、本日の日経平均は軟調なもみあいとなる見通し。想定レンジは8900円~9150円程度。売り買いともに手掛かり材料が乏しい上、夏季休暇中ということもあり、閑散・夏枯れ相場は継続しよう。

ドイツの実質成長率の市場予想平均は前期比0.5%だったが、前期比0.1%に低迷した。個人消費が急減したフランスの成長率は0%。イタリアは0.3%、スペインは0.2%など、南欧諸国も軒並み低迷。また、EUの米中向けの輸出は3月をピークに減少に転じているという。EUの景気減速は域内要因のみならず、米中景気減速も大きく影響している。つまり、少なくとも4-6月期については世界的な景気減速局面だったということが確認できた。これを踏まえ、日米欧の政策当局が次にどのような一手を打つのかが最大の注目材料になる。それがみえるまでは、相場にトレンドが出ることはないだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)