
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月11日 11時18分
前場概況(主力株)/11日前場の日経平均は前日比116.42円安の8922.32円
11日前場の日経平均は前日比116.42円安の8922.32円、高値は9時27分の8928.42円、安値は9時3分の8832.42円。東証一部の売買代金は6428億円、値上がり銘柄数は403銘柄、値下がり銘柄数は1129銘柄、変わらずは122銘柄。日経平均は大幅反落。
10日のNYダウは大幅反落、前日比519.83ドル安の10719.94ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同7.93(22.62%)高の42.99だった。フランス国債が格下げされるとの観測が浮上し、仏銀ソシエテ・ジェネラルに政府救済の噂(同行は噂の発信源についてフランス金融市場庁(AMF)に調査を開始するよう要請)が出るなど欧州銀行株が大幅に下げた。これが嫌気された。
NY円相場は4日続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=76円80~90銭で取引を終えた。一時、76円35銭まで上昇し、3月17日に付けた最高値の76円25銭に迫った。円は対ユーロで大幅に反発し、前日比1円60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円90銭~109円00銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発。WTI期近の9月物は前日比3.59ドル高の1バレル82.89ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸。12月物は前日比41.3ドル高の1トロイオンス1784.3ドルで取引を終えた。一時1801.0ドルまで上げ、初めて1800ドル台に乗せ、3日連続で過去最高値を更新。
米株急反落、円高を受け、前場の日経平均も大幅反落。しかし、米株に比べると下落率は小さく、底堅い動きとなった。6月の機械受注統計では、民間設備投資の先行指標である「船舶、電力を除く民需」の受注額は前月比7.7%増と、2カ月連続の増加となり、市場予想の平均の2.1%増を上回った。また、介入警戒感から円相場が一時1ドル=77円台に入るなど、円高基調は継続も、円高が加速する状況でもなかった。これらが相場のサポート要因として機能した。
東証33業種では、空運、パルプ・紙、電気・ガス、小売の4業種が値上がりした。一方、保険、海運、ガラス・土石、石油・石炭製品、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、鉱業、電気機器、機械、その他金融などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはサンフロンティア不動産(8934)、2位は不動テトラ(1813)、3位はハピネット(7552)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位はシティグループ(8710)、3位は日本電気硝子(5214)。