< 外資系9社、売り2770万株、買い1390万株、差引き1380万株の売り越し

前場概況(主力株)/9日前場の日経平均は前日比403.25円安の8694.31円 >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月09日 08時45分

本日の相場見通し/売り一巡後は、買戻しで下げ幅を縮小へ

8日の米国株式市場では、NYダウは大幅反落、前週末比634.76ドル安の10809.85ドル、ナスダック総合指数は3日続落し、同174.72ポイント安の2357.69ポイントと、共に昨年10月4日以来の低水準まで下落した。ダウの下落幅の大きさは08年12月1日の679.95ドル安以来で、史上6番目だった。VIX指数(恐怖指数)は同16.00(50.00%)高の48.00だった。

S&Pによる米国債格下げや、イタリアやスペインなどの債務に対する警戒感から、運用リスク回避の動きが加速した。オバマ大統領が「市場は我々の信用が世界で最も安全であることを再確認している」との声明を発表したが、具体的な内容に乏しく、むしろ失望され、株式相場は下げ幅を広げた。

NY円相場は続伸し、前週末比65銭円高・ドル安の1ドル=77円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反発し、前週末比1円70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円20~30銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の9月物は前週末比5.57ドル安の1バレル81.31ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに急反発。12月物は前週末比61.4ドル高の1トロイオンス1713.2ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8720円大証清算値比400円安だった。

米株の大幅下落、円高を受け、寄付きから売りが殺到する見通し。追証発生、または、追証回避の売りが終日出ることは予想される。しかし、売り方の利益確定の買戻しや、日銀によるETF購入も予想され、売り一巡後は自律反発する可能性が高そう。日本時間今晩にはFOMCが開かれ、QE3への思惑も強まるため、シカゴ清算値から下を売り込むのは難しいとみている。日経平均の想定レンジは8600円~9000円程度。

テクニカル的には、8日段階の日経平均の25日移動平均線(8日現在、9902.75円)ベースのボリンジャーバンドマイナス5σは8664.40円。さすがに突っ込み警戒感が出る水準とみている。なお、当面の戻りメドは急激に下降するマイナス2σ(同、9407.41円)になる見通しだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)