
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月04日 11時15分
前場概況(主力株)/4日前場の日経平均は前日比87.07円高の9724.21円
4日前場の日経平均は前日比87.07円高の9724.21円、高値は10時28分の9768.40円、安値は9時29分の9615.35円。東証一部の売買代金は6928億円、値上がり銘柄数は1145銘柄、値下がり銘柄数は370銘柄、変わらずは154銘柄。日経平均は3日ぶりに反発。
3日のNYダウは9日ぶりに反発、前日比29.82ドル高の11896.44ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.41(5.69%)安の23.38だった。ISM7月の非製造業景況感指数が市場予想を下回り、NYダウは一時166.28ドル安の11700.34ドルまで下落した。
しかし、リバウンド狙いの買いや、売り方の買戻しで、33年ぶりとなる9日続落を回避した。また、日立(6501)と三菱重工(7011)の経営統合協議の基本合意報道を受け、原発事業で日立と合弁をくむGE株が上昇に転じたことも、ポジティブに作用した。
NY円相場は上昇し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=77円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反落し、前日比80銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円30~40銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日続落。WTI期近の9月物は前日比1.86ドル安の1バレル91.93ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比21.8ドル高の1トロイオンス1666.3ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は堅調推移。米株がひとまず下げ止まったことで、これを好感した買いや、重工と日立の経営統合報道をポジティブに捉えた買いが、先行。その後、政府・日銀が、2010年9月15日以来11カ月ぶりとなる、円売り・ドル買いの単独介入を実施し、円相場が円安に振れたため、買いに勢いがついた。しかし、円高の主因の米国の景気鈍化懸念は払拭されておらず、明日、重要指標の7月の雇用統計の発表を控えているため、日経平均の上値は重かった。なお、白川日銀総裁が談話を発表し、4-5日の両日開催する予定だった金融政策決定会合を4日中に終了すると発表した。会合は午前11時15分に開始予定。追加の金融緩和への期待から、下値では買いが入り、日経平均の下値も堅かった。
東証33業種では、パルプ・紙、その他製品、空運、その他金融、機械、電気・ガス、繊維製品、海運、電気機器、建設などが値上がりした。一方、鉱業、石油・石炭製品、食料品の3業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは廣済堂(7868)、2位は帝国ピストン(6463)、3位はニチハ(7943)。一方、値下がり率トップは日本アジア投資(8518)、2位は市光工業(7244)、3位はETFSパラジウム投信(1675)。