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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月03日 08時31分

本日の相場見通し/指数は大幅続落、震災復興関連の投げ売りを警戒

2日の米国株式市場では、NYダウは8日続落し、前日比265.87ドル安の11866.62ドル、ナスダック総合指数は3日続落し、同75.37ポイント安の2669.24ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.13(4.78%)高の24.79だった。6月の米個人消費支出は前月比で0.2%減少し、横ばいの市場予想を下回り、1年9カ月ぶりに前月比で減少した。これが嫌気された。また、スペインやイタリアで国債利回りが急上昇したことも悪材料視された。

NY円相場は横ばいで、前日と同じ1ドル=77円10~20銭で取引を終えた。円は対ユーロで5日続伸し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=109円50~60銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日続落。WTI期近の9月物は前日比1.10ドル安の1バレル93.79ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発。12月物は前日比22.8ドル高の1トロイオンス1644.5ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9655円大証清算値比175円安だった。

オバマ大統領は2日、上下両院を通過した連邦政府の債務上限引き上げ法案に署名し、同法が成立した。2日、フィッチは8月末までに米国債の格付けが最上位であり続けることが適当かを結論づけるとの姿勢を示している。また、ムーディーズは2日、米国債の格付けを「Aaa」で据え置くと発表。長期的な方向性を示す見通しは「ネガティブ」とした。今後は、米国債を格下げ方向で見直しているS&Pの動向が注目される。

米株が大幅下落し、円が高止まりしている。外部環境悪化を嫌気した売りが先行する見通し。一方、昨日、日銀がETFを241億円購入した。このため、売り一巡後は押し目買いや、売り方の買戻しで下げ渋る可能性が高い。日経平均の想定レンジは9600円~9800円程度。全面安は不可避だろう。政府・日銀による具体的な政策対応がみえるまでは、積極的な買い手は不在とみる。

なお、震災発生後、復興関連で賑わった銘柄群に関しては、多くの銘柄に追証発生が予想される。このため、3月下旬から4月下旬にかけて、震災特需や再生可能エネルギー関連や、節電・省エネ関連として賑わった銘柄群に関しては、信用個人の追証回避、または、追証発生に伴う投げ売りが予想される。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)