
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月27日 08時19分
本日の相場見通し/指数は膠着、物色はスマートグリッド関連
26日の米国株式市場では、NYダウは3日続落、前日比91.50ドル安の12501.30ドル、ナスダック総合指数は続落、同2.84ポイント安の2839.96ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.88(4.55%)高の20.23だった。スリーエム(3M)の決算は前年同期比で増収増益だったが、先行きに慎重な見方を示したため、国際優良銘柄全般に収益減速の連想が広がった。また、米連邦政府の債務上限引き上げを巡る与野党の協議が難航していることも上値圧迫要因となった。
NY円相場は続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=77円85~95銭で取引を終えた。一時77円83銭と、最高値を付けた3月17日以来約4カ月ぶりの水準に上昇した。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=112円95銭~113円05銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の9月物は前日比0.39ドル高の1バレル99.59ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸。8月物は前日比4.6ドル高の1トロイオンス1616.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10055円大証清算値比55円安だった。
本日の日経平均の想定レンジは10000円~10100円程度。上値は円高が圧迫し、下値は企業収益への期待がサポートする見通し。13時に決算発表予定のファナック(6954)、13時半の新日鉄(5401)、14時のJFE(5411)などの値動きが後場の指数を左右するだろう。しかし、全体相場全体がそれでどうなるというものでもない。基本的に、米国の債務上限引き上げ問題が決着するまでは、多くの投資家は様子見スタンスを崩すことはない。結果、閑散相場が続くだろう。
物色面では、政府がスマートグリッド構築に向け、一般家庭へのスマトメーターの導入を急ぎ、5年以内に電力の総需要の8割を同メーターで把握できるようにすると伝わっているため、同関連株が物色される公算が大きい
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)