
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月26日 08時24分
本日の相場見通し/日本時間10時からのオバマ米大統領の演説が注目材料
25日の米国株式市場では、NYダウは続落、前週末比88.36ドル安の12592.80ドル、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落、同16.03ポイント安の2842.80ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.83(10.45%)高の19.35だった。米連邦政府の債務上限引き上げについて、8月2日の期限までに手続きが完了する見通しは立たないことが嫌気された。
NY円相場は反発し、前週末比25銭円高・ドル安の1ドル=78円25~35銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸。前週末比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円50~60銭で取引を終えた。ムーディーズが、ギリシャ国債の格付けを3段階引き下げたことがユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の9月物は前週末比0.67ドル安の1バレル99.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。8月物は前週末比10.7ドル高の1トロイオンス1612.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10070円大証清算値比20円高だった。
オバマ米大統領が、米東部時間25日午後9時(日本時間26日午前10時)から、連邦政府の債務上限の引き上げ問題について国民向けに演説すると伝わっている。この内容次第では、株も為替も大きく動く可能性が高い。このため、内容が判明するまでは積極的な売り買いは手控えられる公算が大きい。
なお、本日の日経平均はオバマ演説の内容次第だが、結局、前日終値付近で、膠着する見通し。想定レンジは9900円~10100円程度。共和党のベイナー下院議長は24日、米メディアのインタビューで超党派合意が可能か判断するのは「時期尚早だ」と述べたと伝わっているように、現時点では、米債務上限協議に大きな進展はなさそう。よって、演説を受けて、市場は楽観も、悲観もしないとみている。市場は最終結果を静かに待つだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)