
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月08日 08時21分
本日の相場見通し/日経平均は9400円アラウンドのもみあい
7日の米国株式市場ではNYダウは5日続落し、前日比19.15ドル安の12070.81ドル、ナスダック総合指数は3日続落し、同1.00ポイント安の2701.56ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.42(2.27%)安の18.07だった。バーナンキFRB議長が、 景気の回復ペースが、セクターによってむらがあり、非常に多数の失業者・潜在失業者を考えれば苛立たしいほど遅いため、緩和的な政策が引き続き必要だとしたことで、米景気の先行きに対する警戒感が再燃し、同時に、追加的な金融緩和などに言及しなかったことが失望された。
NY円相場は横ばい、前日終値と同じ1ドル=80円05~15銭で取引を終えた。円は対ユーロでは反落し、前日比85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=117円60~70銭で取引を終えた。ギリシャの財政不安がひとまず後退したことや、ユーロ圏の4月の小売売上高が市場予想を上回ったことがユーロの買い材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発。WTI期近の7月物は前日比0.08ドル高の1バレル99.09ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。8月物は前日比3.2ドル安の1トロイオンス1544.0ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9415円大証清算値比35円安だった。
米株が調整気味で、円相場も高止まりしている。国内に特に相場を左右する材料は見当たらない。このため、本日の日経平均は9400円アラウンドのもみあいとなる見通し。想定レンジは9300円~9500円程度。下値は堅く、上値も重いだろう。また、手掛かり材料が不足しているため、商いの盛り上がりも期待薄。閑散相場になる公算が大きい。
物色に関しては、柱らし柱は見当たらず、テーマらしいテーマもない。このため、個別の材料株が特に材料が見当たらない中、値動きだけがフォーカスされて売買される可能性が高そう。なお、その手の銘柄の多くは、明日、材料らしい材料がないのに、反動安で大幅に値下がりするということになるのだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)