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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月07日 08時18分

本日の相場見通し/軟調なもみあい、信用買い方の投げ売りを警戒

6日の米国株式市場ではNYダウは4日続落、前週末比61.30ドル安の12089.96ドル、ナスダック総合指数は続落し、同30.22ポイント安の2702.56ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.54(3.01%)高の18.49だった。ロックデール証券の著名アナリストがウェルズ・ファーゴの投資判断引下げを受け、銀行株全体に売りが波及した。

NY円相場は4日続伸し、前週末比5銭円高・ドル安の1ドル=80円05~15銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前週末比65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=116円75~85銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続落。WTI期近の7月物は前週末比1.21ドル安の1バレル99.01ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。8月物は前週末比4.8ドル高の1トロイオンス1547.2ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9360円大証清算値比40円安だった。

米株が軟調で、円高基調のため、本日の日経平均は軟調なもみあいとなる見通し。想定レンジは9200円~9500円程度。期本は9300円台で狭いレンジで膠着するとだろうが、3月29日の9317.38円を割り込むと、プット・オプションの売り方のデルタ・ヘッジの先物売りが断続的に出て、相場全体の下げ圧力が強まるとみている。

国内政治が混迷を続け、福島原発事故も予断の許せない状況が続いている。それに加えて、米国景気減速、米株調整、ドル安だ。さらに、中国の金融引き締めと景気減速不安や、欧州の財政懸念だ。これでは、日本株を買おうというムードが盛り上がることない。

なお、5月27日現在の信用評価損益率はマイナス14.86%。前週のマイナス15.14%からは若干改善した。改善は2週ぶり。だが、3月11日の週から評価損益率はマイナス10%を下回り続けている。信用需給は決して良好とはいえない。このため、ここ最近の地合い悪化で、追証回避、発生に伴う、信用買い方の投げ売りが出易くなっている点には注意が必要だ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)