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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月17日 08時39分

本日の相場見通し/日経平均は軟調な展開を余儀なくされそう

16日の米国株式市場は続落、NYダウは前週末比47.38ドル安の12548.37ドル、ナスダック総合指数は同46.16ポイント安の2782.31ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.17(6.85%)高の18.24だった。ニューヨーク連銀の景気指数は11.88と、前月の21.70から低下し、18前後との市場予想も下回った。これが嫌気された。

NY円相場は横ばい。前週末と同じ1ドル=80円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前週末比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円35~45銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反落。WTI期近の6月物は前週末比2.28ドル安の1バレル97.37ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落。6月物は前週末比3.0ドル安の1トロイオンス1490.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9520円大証清算値比40円安だった。

MSCIは16日、定例の指数構成銘柄の見直しを発表。日本銘柄は価格下落で時価総額基準に抵触し、「標準指数」から20銘柄が削除された一方、追加はなかった。

米株が軟調・円高止まりに加え、MSCIの大幅削除もあり、本日の日経平均は軟調な展開を余儀なくされそう。想定レンジは9400円~9700円。基本的には9500円の攻防となりそう。国内に特段買い材料は見当たらない。期待できる買い手は、日銀くらいだろう。足元の材料株の下落で、信用個人の手の内、マインドは相当悪化していると観測される。

現在の相場局面は、「株を持たざるリスク」ではなく、「株を持っているリスク」、「株なんて危ないものを持ったまま、スヤスヤ寝てしまって、評価損を拡大させてしまうリスク」を強く意識すると同時に、ここまで堅調に推移している米株については、「明けない夜はない」、「降り続く雨はない」ではなく、「暮れない昼はない」、「曇りや雨にならず、晴れ続けることはない」ということを肝に銘じておくべき局面と考える。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)