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本日の相場見通し/日経平均は軟調な展開を余儀なくされそう >

カブ知恵速報

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藤井英敏

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05月16日 15時33分

相場概況(主力株)/16日の日経平均は前週末比90.47円安の9558.30円

16日の日経平均は前週末比90.47円安の9558.30円、高値は9時27分の9598.33円、安値は14時13分の9552.86円。東証一部の売買代金は1兆2280億円、値上がり銘柄数は315銘柄、値下がり銘柄数は1265銘柄、変わらずは95銘柄。日経平均は3日続落。

13日のNYダウは反落し、前日比100.17ドル安の12595.75で取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.04(6.49%)高の17.07だった。商品先物などを含むリスク資産のポジション調整の売り圧力が強まったことで、相場が押し下げられた。

NY円相場は続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=80円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発。前日比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円ちょうど~10銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続伸。WTI期近の6月物は前日比0.68ドル高の1バレル99.65ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落。6月物は前日比13.2ドル安の1トロイオンス1493.6ドルで取引を終えた。

なお、東電(9501)は15日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉で再臨界が起きないよう、原子炉の冷却水に、中性子線を吸収するホウ酸を溶かした上で、同日から原子炉への注水を始めたと発表した。

米株軟調、円高、商品市況高値波乱に加え、予断の許せない原発事故の状況を受け、前場の日経平均は軟調なもみあいだった。決算発表が一巡したこともあり、手掛かり材料が乏しく、見送りムードが深刻化した。なお、市場の一部では、出所・真偽の程は不明ながら、ゴールドマン・サックスが日本株と韓国株を引き下げ、中国・台湾株をオーバーウェイトにし、日本株は「アンダーウェイト」にしたとの観測が囁かれていた。機械受注統計では、「船舶・電力を除く民需」の4-6月期の受注額見通しは、前期比10.0%増だった。これは相場のサポート材料になった。

後場の日経平均も軟調なもみあい。今晩のユーロ圏財務相会合を控え、様子見気分が強かった。会合では、ギリシャの債務再編などを協議する見通し。4月の消費動向調査では、消費者態度指数は前月比5.5ポイント低下の33.1。2004年4月以降で最大の落ち込みだった。これへの相場の反応は限定的だった。

東証33業種では、ゴム製品、建設、水産・農林、精密機械の4業種が値上がりした。一方、電気・ガス、その他金融、鉱業、証券、商品先物、鉄鋼、石油・石炭製品、海運、保険、機械、パルプ・紙などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位はワイエイシイ(6298)、3位はきもと(7908)。一方、値下がり率トップはTAC(4319)、2位はクボテック(7709)、3位はNISグループ(8571)。