
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月16日 08時22分
本日の相場見通し/指数は軟調なもみあい、テーマ株の急落続出を警戒
13日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比100.17ドル安の12595.75、ナスダック総合指数は同34.57ポイント安の2828.47ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.04(6.49%)高の17.07だった。商品先物などを含むリスク資産のポジション調整の売り圧力が強まったことで、相場が押し下げられた。
NY円相場は続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=80円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発。前日比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円ちょうど~10銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸。WTI期近の6月物は前日比0.68ドル高の1バレル99.65ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落。6月物は前日比13.2ドル安の1トロイオンス1493.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9590円大証清算値比80円安だった。
東電(9501)は15日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉で再臨界が起きないよう、原子炉の冷却水に、中性子線を吸収するホウ酸を溶かした上で、同日から原子炉への注水を始めたと発表した。このように、原発事故は依然として深刻な状況が続いている。
米株軟調、円高、商品市況高値波乱に加え、予断の許せない原発事故の状況を受け、本日の日経平均は軟調なもみあいになる見通し。想定レンジは9500円~9700円程度。決算発表が一巡したこともあり、手掛かり材料が乏しく、見送りムードが深刻化する公算が大きい。また、震災復興や、代替エネルギー、節電・省エネの切り口で人気化していた材料株は、信用買い方の追証回避・追証発生に伴う投げ売りが出てくる可能性が高いとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)