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来週の相場見通し/「内憂外患」で調整相場、材料株の急落を警戒 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

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05月13日 15時32分

相場概況(主力株)/13日の日経平均は前日比67.88円安の9648.77円

13日の日経平均は前日比67.88円安の9648.77円、高値は始値9751.45円、安値は12時37分の9552.93円。東証一部の売買代金は1兆7980億円、値上がり銘柄数は232銘柄、値下がり銘柄数は1354銘柄、変わらずは72銘柄。日経平均は続落。

12日のNYダウは反発し、前日比65.89ドル高の12695.92ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.92(5.43%)安の16.03だった。中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を18日から0.5%引き上げると発表したが嫌気され、この日前半の取引は軟調だった。しかし、原油先物相場が上昇へ転じたことが好感され、株式相場もプラス転換した。

NY円相場は3日ぶりに反発した。前日比10銭円高・ドル安の1ドル=80円90銭~81円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=115円25~35銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反発。WTI期近の6月物は前日比0.76ドル高の1バレル98.97ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比5.4ドル高の1トロイオンス1506.8ドルで取引を終えた。

前場の日経平均はオプション5月物のSQ算出後は、軟調なもみあいを続けた。SQは9758.38円。推定出来高は225型0.99億株、1166億円、TOPIX型0.25億株、178億円合計:1.24億株、1344億円。週末要因に加え、(1)福島原発に関し、10月ごろまでに冷温停止を目指すとしていた「工程表」の見直しが必至の情勢となったこと、(2)本日の決算発表ピークアウト後の来週以降の相場での材料出尽くし懸念、そして、(3)国際商品市場からの投機資金流出・リスク回避志向の強まり、などから、積極的な買いは手控えられた。

後場の日経平均は一段安。枝野官房長官が午前の記者会見で、震災前の東電(9501)の借入金など金融機関が債権放棄など負担を負わない限り「国民の理解を得られることは到底ないだろう」との認識を示したと伝わり、銀行株に売り圧力が強まった。これがセンチメントを一段と冷やした。なお、大引けにかけては売り方の買戻しで、下げ幅を縮小して今週の取引を終えた。本日高値は始値の9751.45円であり、「幻のSQ」となった。

東証33業種では、精密機械、輸送用機器、食料品、小売の4業種が値上がりした。一方、鉱業、電気・ガス、銀行、石油・石炭製品、鉄鋼、非鉄金属、その他金融、保険、証券、商品先物、海運、その他製品、不動産などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは田中商事(7619)、2位はヤマダ電機(9831)、3位はアイロムホールディングス(2372)。一方、値下がり率トップは岩崎電気(6924)、2位はシステナ(2317)、3位は中外炉工業(1964)。