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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月13日 08時16分

本日の相場見通し/SQ算出後は、週末要因も重なり模様眺め気分が強まる

12日の米国株式市場は反発し、NYダウは前日比65.89ドル高の12695.92ドル、ナスダック総合指数は同17.98ポイント高の2863.04ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.92(5.43%)安の16.03だった。中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を18日から0.5%引き上げると発表したが嫌気され、この日前半の取引は軟調だった。しかし、原油先物相場が上昇へ転じたことが好感され、株式相場もプラス転換した。

NY円相場は3日ぶりに反発した。前日比10銭円高・ドル安の1ドル=80円90銭~81円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=115円25~35銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反発。WTI期近の6月物は前日比0.76ドル高の1バレル98.97ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比5.4ドル高の1トロイオンス1506.8ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9770円大証清算値比70円高だった。

本日は、オプション5月物のSQ算出後は、週末要因も重なり模様眺め気分が強まる見通し。日経平均の想定レンジは9600円~9900円程度。基本は9750円アラウンドのもみあいとみている。現状の米国株式市場は、商品相場が上昇すると、投資家のリスク許容度が高まり株が上がりという単純な図式になっている。日経平均は、基本はこの米株動きに受動的に右往左往するだけだ。しかし、円高や原発事故などの要因により、米国株に比べ、上値の重い展開を余儀なくされよう。

ところで、福島第1原発1号機で、「メルトダウン(炉心溶融)」が発生したことが確認され発表された。だが、早い時点から燃料が溶融していることは織り込み済みのため、市場が動揺することはないだろう。ただし、1号機の作業は最も順調とみられていただけに、1号機がこの有様では、10月ごろまでに冷温停止を目指すとしていた「工程表」の見直しは必至だ。これはこれで市場にネガティブに作用する公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)