< 来週の為替見通し/レンジは1ドル=78.00-82.00円を想定

前場概況(主力株)/9日前場の日経平均は前週末比20.96円安の9838.24円 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月09日 08時12分

本日の相場見通し/9800円付近のもみあいをイメージ

6日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発し、前日比54.57ドル高の12638.74ドル、ナスダック総合指数は5日ぶりに反発し、同12.84ポイント高の2827.56ポイントで取引を終了した。VIX指数(恐怖指数)は同0.20(1.10%)高の18.40だった。

4月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数は前月比24万4000人増だった。7カ月連続のプラスで、昨年5月以来11カ月ぶりの増加幅だったが、失業率は9.0%と、前月比0.2ポイント悪化した。雇用者数の伸びは市場予想平均の約18万5000人増を大幅に上回ったが、失業率は市場予想の8.8%よりも悪く、5カ月ぶりに上昇した。これを受け、NYダウは反発したが、午後になると上げ幅を縮小した。

NY円相場は4日ぶりに反落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=80円55~65銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続伸し、同95銭円高・ユーロ安の1ユーロ=115円40~50銭で取引を終えた。ギリシャの脱退検討報道が、ユーロ売り材料になった。

NY原油先物相場は5日続落した。WTI期近の6月物は前日比2.62ドル安の1バレル97.18ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発した。6月物は前日比10.2ドル高の1トロイオンス1491.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9785円大証清算値比65円安だった。

米雇用統計が上振れて米株が堅調な点はポジティブだが、商品市況が調整基調で且つ、円も高止まりしていることもあり、投資家のリスク回避の動きは続く公算が大きい。このため、ゴールデン・ウィーク明けの本日の日経平均は9800円付近のもみあいをイメージ。想定レンジは9700円~9900円程度。

なお、日銀は6日にETFを194億円購入した。これからも、取引時間中に日経平均が1%を超えて下がるようなら、この買いが入り続ける可能性が高い。この買いが相場をサポートする「官製相場」は継続する見通しだ。逆に、この買いが入り続ける限り、市場の自律性は阻害され、ボラティリティーは低下すると同時に、政策当局の市場介入を嫌気し、日本市場から撤退する投資家も出てくる可能性が高いため、売買代金も低調な状態が続く見通しだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)