
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月28日 15時15分
相場概況(主力株)/28日の日経平均は前日比157.90円高の9849.74円
28日の日経平均は前日比157.90円高の9849.74円、大引け値、安値は9時17分の9712.58円。東証一部の売買代金は1兆6028億円、値上がり銘柄数は1255銘柄、値下がり銘柄数は295銘柄、変わらずは123銘柄。日経平均は大幅続伸。
27日のNYダウは続伸し、前日比95.59ドル高の12690.96ドルと、08年5月20日以来、約2年11カ月ぶりの高値で取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.27(1.73%)安の15.35だった。
FRBはFOMCで、量的緩和の第2弾(QE2)を予定通り6月末で完了するとした。また、バーナンキFRB議長が定例記者会見で、米景気に対して慎重な見方を示唆し、緩和的な金融政策を正常化する時期に明確に言及しなかったため、超低金利政策が当分続くことへの期待が高まった。
NY円相場は反落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=82円10~20銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅続落。前日比2円05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=121円45~55銭で取引を終えた。ユーロは対ドルで大幅に7日続伸。一時1.4796ドルと、09年12月8日以来約1年4カ月ぶりの高値を付けた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発。WTI期近の6月物は前日比0.55ドル高の1バレル112.76ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比13.6ドル高の1トロイオンス1517.1ドルで終えた。
前場の日経平均は堅調な展開。米株が堅調で、円高が一服するなど、外部環境が大幅に改善している点を好感した買いが断続的に入った。一方、日本は明日からゴールデン・ウィークに突入するため、買いポジションを落としておこうという手仕舞い売りが、日経平均で9800円付近では出て、上値を抑えた。なお、3月の鉱工業生産指数速報値は、前月比15.3%低下、5カ月ぶりの低下で、落ち込み幅は統計を開始した1953年1月以降で最大だったが、相場は織り込み済みで、影響は皆無だった。
後場に日経上げ幅を拡大させ引けピン。欧州系年金の買いが観測された。日銀は金融政策決定会合で、無担保コール翌日物金利の誘導目標を現状の0~0.1%前後に据え置く方針を全員一致で決めた。また、西村日銀副総裁が、資産買い入れ基金の5兆円増額を提案したが、反対8・賛成1で否決されたと伝わったが、相場への影響はほぼ皆無だった。
東証33業種では、空運、ガラス・土石、ゴム製品、電気・ガス、精密機械、小売、機械、建設、銀行、その他金融、情報・通信、陸運、食料品、サービス、輸送用機器などが値上がりした。一方、その他製品、海運の2業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはフージャースコーポレーション(8907)、2位は合同製鐵(5410)、3位は三菱鉛筆(7976)。一方、値下がり率トップは長野計器(7715)、2位は飛島建設(1805)、3位は日立メディコ(6910)。