
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月19日 08時02分
本日の相場見通し/指数は軟調なもみあい、当面は材料株相場
18日の米国株式市場では、NYダウは4日ぶりに大幅反落し、前週末比140.24ドル安の12201.59ドル、ナスダック総合指数も大幅反落し、同29.27ポイント安の2735.38ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.64(10.70%)高の16.96だった。S&Pが、格付けそのものは最上位の「トリプルA」で据え置いたが、巨額の財政赤字などを理由に米国債の長期格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したと発表したことが嫌気された。
NY円相場は3日続伸し、前週末比50銭円高・ドル安の1ドル=82円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロでも3日続伸し、前週末比2円30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=117円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに大幅反落。WTI期近の5月物は前週末比2.54ドル安の1バレル107.12ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続伸。6月物は前週末比6.9ドル高の1トロイオンス1492.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9490円大証清算値比70円安だった。
米株が軟調で、為替は円高基調。国内で相場を押し上げる要因が見当たらない。これでは、買い意欲が強まることはない。よって、本日の日経平均は軟調なもみあいの公算が大きい。想定レンジは9300円~9600円程度。
現在、物色の柱らしい柱が見当たらない。節電、自家発電などを切り口にした時価総額の小さい材料株の一角は値を飛ばすものの、時価総額の大きい主力のテーマ株は鳴かず飛ばず。市場への資金流入が細っているため、物色も、小さいエネルギーで値幅効果狙えるものをという、省エネ傾向を強めているのだろう。なお、この傾向は当分続くとみており、当面の東京市場は、材料株相場と割り切りたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)