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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月13日 08時05分

本日の相場見通し/内外ともに悪材料が揃い、日経平均の上値は重い

12日の米国株式市場ではNYダウは大幅に反落し、前日比117.53ドル安の12263.58ドル、ナスダック総合指数は4日続落し、同26.72ポイント安の2744.79ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.50(3.01%)高の17.09だった。アルコアが11日夕に発表した1-3月期決算で売上高が市場予想を下回ったことが失望されたことや、原油先物相場の下落で、石油や素材関連が売られたことが影響した。

NY円相場は4日続伸し、前日比1円5銭円高・ドル安の1ドル=83円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比1円10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=120円95銭~121円05銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は大幅続落。WTI期近の5月物は前日比3.67ドル安の1バレル106.25ドルで取引を終えた。ゴールドマン・サックスが原油先物の買い推奨を取り下げたことが売り材料視された。NY金先物相場は続落。6月物は前日比14.5ドル安の1トロイオンス1453.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9500円大証清算値比60円安だった。

米株が軟調で、円相場が円高基調。さらに、国際評価度で最悪の「レベル7」に引き上げられた原発事故に大きな進展もない。また、気象庁は12日、今後も震度6弱~6強の余震が発生する可能性もあるとして注意を呼びかけている。これだけ、悪材料が揃っているため、日経平均の上値は重そう。ただし、昨日は日銀がETFを184億円購入した。下がればこの買いが入ることが予想され、仮に下がるにしても、下落ピッチは緩やかになるだろう。想定レンジは9400円~9700円程度。

なお、連邦債務が14.3兆ドルの法定上限に達するのは時間の問題の米国では、ガイトナー財務長官が議会指導者らあての書簡で5月16日にも上限を突破し、国庫をやり繰りしてもせいぜい7月までが限界と通告したという。議会が上限引き上げに賛成しないと、国債の新規発行はもちろん、利払いにも支障が出かねず、予算執行と市場に悪影響が出てしまう。これがドル安の要因になっている。また、この問題は来年秋の大統領選挙を睨んだ、民主党と共和党の駆け引きでもあり、そう簡単には決着しそうにない。これも日本株にはネガティブな材料だ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)