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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月23日 08時16分

本日の相場見通し/とりあえず、いいところまで全体指数は戻したな

22日の米国株式市場は4日ぶりに反落、NYダウは前日比17.90ドル安の12018.63ドル、ナスダック総合指数は同8.22ポイント安の2683.87ポイントで取引を終えた。利益確定売りに押された。VIX指数(恐怖指数)は同0.40(1.94%)安の20.21だった。

NY円相場は3日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=80円90銭~81円ちょうどで取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円90銭~115円ちょうどで取引を終えた。

NY原油先物相場は続伸。WTI期近の4月物は前日比1.67ドル高の1バレル104.00ドルで取引を終えた。多国籍軍が空爆しているリビアなど中東・北アフリカ情勢緊迫化が買い材料になった。NY金先物相場は5日続伸。4月物は前日比1.2ドル高の1トロイオンス1427.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9545円大証終値比15円高だった。

福島第1原子力発電所では、1~6号機の全6基へ外部電源を供給できる体制が完了し、22日夜、3号機の中央制御室で照明が点灯した。本日から冷却機能の回復も試みるという。これでポジティブなニュースだ。一方、今年夏にかけて首都圏などで最大1500万キロワットの電力が不足する恐れがあることが22日わかったと報じられている。また、厚労省は当分の間、福島県産の葉物野菜やブロッコリー、カリフラワーの摂取を見合わせるよう呼びかけているとも伝わっている。これらはネガティブなニュースだ。

結局、好悪材料が相殺され、本日の日経平均は膠着するだろう。想定レンジは9300円~9600円程度。昨日は震災復興関連に短期資金の矛先が向かった。また、東電(9501)も人気を集めていた。これらが高値波乱になるようなら、指数全体の押し幅も大きくなる可能性は高まる。特に、リーディング・ストックの東電の騰勢が一服したら、震災関連物色がいったんピークアウトする可能性も高いとみている。よって、本日は東電の値動きに注目する。

日経平均の2月17日の高値10891.60円から3月15日の8227.63円までの下げ幅は2663.97円。この半値戻しが9559.62円、61.8%戻しが9873.96円。現時点では、当面の天井はこのゾーンをイメージしているため、昨日までの上昇で、とりあえず、いいところまで全体指数は戻したなというのが率直な感想だ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)