
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月16日 15時14分
相場概況(主力株)/16日の日経平均は前日比488.57円高の9093.72円
16日の日経平均は前日比488.57円高の9093.72円、高値は9時28分の9168.51円、安値は9時2分の8763.95円。東証一部の売買代金は3兆1413億円、値上がり銘柄数は1541銘柄、値下がり銘柄数は121銘柄、変わらずは15銘柄。日経平均は5日ぶりに大幅に反発した。
15日のNYダウは大幅に続落し、前日比137.74ドル安の11855.42ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同3.19(15.10%)高の24.32だった。日本の原子力発電所事故の深刻化を受け、アジア、欧州など世界の株式相場が急落した。これが嫌気された。
NY円相場は3日続伸し、前日比90銭円高・ドル安の1ドル=80円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発し、前日比1円30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円90銭~113円ちょうどで取引を終えた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の4月物は前日比4.01ドル安の1バレル97.18ドルで取引を終えた。金先物相場は3日ぶりに反落。4月物は前日比32.1ドル安の1トロイオンス1392.8ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は5日ぶりに反発した。14日と15日の2日間で1649.28円も急落したこともあり、海外投資家の買い、自律反発狙いの買いや、個人を中心とした、逆張り派の押し目買いが入ったと観測される。また、日銀は15日にETFを159億円買い入れており、このような政策当局の対応も前向きに評価されたもよう。一方、信用個人の追証発生や、16日午前10時過ぎから福島第一原子力発電所付近で白煙が立ち上っていることなどが、上値を圧迫した。
後場に入っても、強い動きが続いた。海外投資家や個人投資家中心に、昨日までの狼狽売りで割安感の出た銘柄群へのバーゲン・ハンティングが続いた。アジア株もほぼ全面高になったことも、追い風となった。
東証33業種では全業種が値上がりした。繊維製品、不動産、鉱業、証券、商品先物、情報・通信、卸売、精密機械、食料品、化学、ガラス・土石、鉄鋼、機械、石油・石炭製品、空運、ゴム製品、非鉄金属などの値上がりが目立つ。一方、電気・ガスの1業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは東京機械(6335)、2位は兼松日産農林(7961)、3位は日成ビルド工業(1916)。一方、値下がり率トップは東京電力(9501)、2位は植木組(1867)、3位は福田組(1899)。