
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月11日 15時40分
相場概況(主力株)/11日の日経平均は前日比179.95円安の10254.43
11日の日経平均は前日比179.95円安の10254.43、高値は9時35分の10378.55円、安値は大引け値。東証一部の売買代金は2兆5549億円、値上がり銘柄数は151銘柄、値下がり銘柄数は1459銘柄、変わらずは68銘柄。日経平均は大幅に続落。
10日のNYダウは続落、前日比228.48ドル安の11984.61ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.66(8.21%)高の21.88だった。中国の2月の貿易収支が11カ月ぶりに赤字になったこと、ムーディーズが、スペイン国債の格付けを1段階引き下げ、格付け見通しを「ネガティブ」としたこと、新規失業保険申請件数が市場予想以上に増えたこと、そして、サウジアラビア東部で警官隊がデモ隊に発砲したとの報道などが嫌気された。 NY円相場は3日続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=82円90銭~83円ちょうどで取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円45~55銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落。WTI期近の4月物は前日比1.68ドル安の1バレル102.70ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落。4月物は前日比17.1ドル安の1トロイオンス1412.5ドルで取引を終えた。
米株大幅下落を受け、前場はこれを嫌気した売りが先行した。225のSQ値は10286.48円(当社推計)。推定出来高は、225型は5.34億株、6607億円、TOPIX型:4.67億株、3581億円、合計:10.01億株、1兆188億円。SQ確定後は、軟調なもみ合いが続いた。なお、2月の中国の消費者物価指数(CPI)が前年同月比4.9%上昇、上昇率は1月と同じで、市場予想の4.8%上昇を上回った。
後場の日経平均は下げ幅を拡大した。午後2時46分ごろ、宮城県北部で震度7を観測する地震があったため、リスク回避の売りが膨らんだ。円相場も一段安となった。なお、余震が続き、気象庁が宮城県に大津波警報を発令したこともあり、大証の通常取引終了後、SGXで日経平均先物6月物は一時9975円まで急落し、1万円大台を割り込む場面もあった。
東証33業種では全業種が値下がりした。鉱業、卸売、非鉄金属、繊維製品、保険、その他金融、銀行、化学、輸送用機器、電気機器、小売、機械などの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップは福田組(1899)、2位は植木組(1867)、3位はバンテック(9382)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位は大阪証券金融(8512)、3位は松屋(8237)。