
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月04日 15時09分
相場概況(主力株)/4日の日経平均は前日比107.64円高の10693.66円
4日の日経平均は前日比107.64円高の10693.66円、高値は9時16分の10768.43円、安値は13時50分の10664.37円。東証一部の売買代金は1兆5679億円、値上がり銘柄数は968銘柄、値下がり銘柄数は518銘柄、変わらずは182銘柄。日経平均は大幅続伸。
3日のNYダウは大幅続伸、前日比191.40ドル高の12258.20ドルで取引を終えた。週間の米新規失業保険申請件数は、2008年5月以来の低水準となった。小幅増加を見込んでいた市場予想に反して改善した。また、2月のISM非製造業景況感指数は59.7と、前月比0.3ポイント上昇し、市場予想の59程度を上回り、6カ月連続で前月比プラスとなった。そして、米主要小売り大手25社発表の2月の既存店売上高は前年同月比4.2%増と、市場予想の3.6%増以上に増加した。これらが好感された。
NY円相場は下落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=82円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅続落し、前日比1円65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=115円10~20銭で取引を終えた。トリシェ総裁が3日のECB理事会後の記者会見で、4月の理事会での利上げの可能性に言及したことがユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の4月物は前日比0.32ドル安の1バレル101.91ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに大幅反落。4月物は前日比21.3ドル安の1トロイオンス1416.4ドルで取引を終えた。
米株大幅続伸、対ユーロでの円安、原油上昇一服を受け、前場の東京株式市場は全面高になった。しかし、買い一巡後は売り買いが交錯し、日経平均は高値圏で膠着した。
後場の日経平均はやや伸び悩んだ。米雇用統計発表を控えた週末でもあり、手仕舞い売りが優勢だった。また、円相場が対ドル、対ユーロともに若干円高に振れたことも嫌気された。なお、物色面では、株価が超低位の銘柄群が賑わい続けた。
東証33業種では全業種が値上がりした。非鉄金属、保険、石油・石炭製品、その他金融、ガラス・土石、金属製品、卸売、精密機械、その他製品、不動産、機械、電気機器、鉱業などの値上がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップは池上通信機(6771)、2位は東京機械(6335)、3位は日特建設(1929)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位は岩崎通信機(6704)、3位は石川製作所(6208)。