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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月02日 08時08分

本日の相場見通し/外部環境悪化、日経平均は4日ぶりに大幅反落へ

1日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反落し、前日比168.32ドル安の12058.02ドル、ナスダック総合指数は4日ぶりに反落し、同44.86ポイント安の2737.41ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同2.66(14.50%)高の21.01だった。

2月のISM製造業景況感指数は61.4と、7カ月連続で前月を上回り、2004年5月以来、6年9カ月ぶりの高水準を回復し、市場予想平均の61程度も上回った。これは好感された。しかし、WTI原油先物の期近の4月物が1バレル100ドル近辺まで上昇したことが嫌気され、相場は大幅に下落した。

NY円相場は続落し、前日比05銭円安・ドル高の1ドル=81円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円70~80銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は大幅反発。WTI期近の4月物は前日比2.66ドル高の1バレル99.63ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に続伸。4月物は前日比21.3ドル高の1トロイオンス1431.2ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は10600円大証終値比150円安だった。

米株急落、原油高騰、金高値更新という、投資家のリスク回避の動きが鮮明だ。本日の日経平均もその影響で、4日ぶりに大幅に反落する見通し。想定レンジは10500円~10800円程度。昨日まで3日間で301.32円上昇したが、今日1日でその半分程度は吐き出す公算が大きい。

イランでは、テヘランなどで1日、治安部隊が催涙弾を発射、デモ隊と衝突したという。イエメンでは、首都サヌアで大規模デモの呼び掛けで数万人の民衆が集まり、オマーンのデモは4日連続、デモ隊が首都広場を占拠するバーレーンでも、数千人が首都マナマ中心部を行進したという。そして、リビアでは、カダフィ大佐派と反体制派の衝突が激しく続き、米国や英国がリビア上空での飛行禁止区域の設定に向け関係国との協議に着手したもようだ。

このような中東・北アフリカの政情不安は当分続き、これが相場のかく乱要因として、今後数ヶ月は存在し続ける見通しだ。本日は、これを嫌気し続ける1日になるのだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)