
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月24日 08時07分
本日の相場見通し/状況に大きな変化がなければ、日経平均は3日続落する公算
23日の米国株式相場は大幅続落。NYダウは前日比107.01ドル安の12105.78ドル、ナスダック総合指数は同33.43ポイント安の2722.99ポイントで取引を終えた。NY原油先物相場が一時100ドル台に急騰したことや、前日取引終了後に発表の決算及び見通しの下方修正が嫌気されたHPが急落したことが相場の足を引っ張った。
NY原油先物相場は上昇した。WTI4月物は前日比2.68ドル高の1バレル98.10ドルで取引を終えた。一時100ドルちょうどまで上昇し、約2年4カ月ぶりの高値を付けた。NY金先物相場は7日続伸。4月物は前日比12.9ドル高の1トロイオンス1414.0ドルで取引を終えた。
NY円相場は5日続伸し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=82円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円40~50銭で取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は10545円大証終値比25円安だった。
リビア情勢の悪化を受けて、欧州系の石油大手が同国での原油生産を中断したと伝わっている。また、サウジでの反政府デモ波及への懸念も根強い。米国株は原油先物相場との連動性を高めている。同時に、原油先物価格上昇は、安全通貨の円の買い材料になっている。つまり、米株が上昇し、円相場が円安に振れ、日経平均が上昇基調になるには、原油価格が落ち着くことが最重要だということになる。それまでは、日本株は調整を継続する見通しだ。本日の日経平均の想定レンジは10400円~10700円程度。状況に大きな変化がなければ、日経平均は3日続落する公算が大きい。
テクニカル的には、日経平均の本日終値が25日移動平均線(23日現在、10551.07円)を上回れるか否かに注目する。なお、ザラ場にこれを割り込むケースでは、13週移動平均線(同、10419.09円)や日足ベースの一目均衡表の雲上限(同、10470.14円)、2月3日と4日とで空けた窓(10450.46円~10524.13円)などが次なるサポート群として意識されるとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)