
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月22日 15時05分
相場概況(主力株)/22日の日経平均は前日比192.83円安の10664.70円
22日の日経平均は前日比192.83円安の10664.70円、高値は9時4分の10761.22円、安値は10時26分の10639.78円。東証一部の売買代金は1兆7381億円、値上がり銘柄数は171銘柄、値下がり銘柄数は1429銘柄、変わらずは70銘柄。日経平均は大幅に7日ぶりに反落。
21日の米国市場は、プレジデンツデーの祝日で全市場休場。原油埋蔵量が世界8位で、OPEC加盟国のリビアの情勢緊迫化を受け、北海ブレントの先物相場は21日、1バレル=105.74ドルと、前週末比3.22ドル高で取引を終えた。また、ロンドン株式相場は続落し、FTSE100種総合株価指数は前週末比68.19ポイント安の6014.80ポイントで取引を終えた。一方、フィッチは21日、リビアの信用格付けを1段階引き下げ「トリプルB」とし、さらに3~6カ月以内に格下げ方向で見直すという。
最高指導者であるカダフィ大佐へのデモが拡大しているリビアでは、デモが発生以来初めて首都トリポリにも飛び火している。そして、軍用機がデモ隊に向かって実弾を発射したとも伝わっている。このリビアの内乱状態が嫌気され、前場の日経平均は、7日ぶりに大幅に反落した。多くの銘柄が、リスク回避目的の換金売りに押された。また、ムーディーズが、日本政府の「Aa2」の格付の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したことや、上海などのアジア株安や、一時1ドル=82円台の突入した円高も嫌気された。
後場の日経平均は軟調ながらも、下げ渋った。東京外国為替市場で、円相場が対ドルで円高一服となったことがサポート要因となった。なお、ムーディーズ・ジャパンが、日本の3メガバンク系発行体の長期格付けの格付け見通しを安定的からネガティブに変更したと発表したことは嫌気されていた。また、CMEグローベックスで米株価指数先物が軟調推移となったため、3連休明けの米株市場への警戒感も強かった。
東証33業種では、石油・石炭製品、電気・ガス、陸運の3業種が値上がりした。一方、証券、商品先物、その他金融、保険、海運、銀行、空運、その他製品、輸送用機器、機械、化学、ゴム製品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは富士興産(5009)、2位はポケットカード(8519)、3位は共栄タンカー(9130)。一方、値下がり率トップはNISグループ(8571)、2位は近畿日本ツーリスト(9726)、3位はアコム(8572)。