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本日の相場見通し/欧州財政不安の後退を受け、日経平均は堅調な展開 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

01月12日 15時07分

相場概況(主力株)/12日の日経平均は前日比2.12円高の10512.80円

12日の日経平均は前日比2.12円高の10512.80円、高値は9時31分の10576.51円、安値は14時59分の10502.96円。東証一部の売買代金は1兆5492億円、値上がり銘柄数は595銘柄、値下がり銘柄数は911銘柄、変わらずは165銘柄。日経平均は小幅に反発。

11日のNYダウは4日ぶりに反発した。HPやバンク・オブ・アメリカなどが業績改善への期待から買われ、原油先物相場の上昇を受けてエネルギー株が買われた。

NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=83円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=107円95銭~108円05銭で取引を終えた。野田財務相が、月内にも欧州金融安定基金(EFSF)が発行する「欧州金融安定化債」を1000億円規模購入する意向を表明したことが、ユーロの買戻し材料になった。

NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の2月物は前日比1.86ドル高の1バレル91.11ドルで取引を終えた。米アラスカ州を縦断するパイプラインの操業停止が続いていることが買い材料になった。NY金先物相場は続伸した。2月物は前日比10.2ドル高の1トロイオンス1384.3ドルで取引を終えた。

米株が堅調で、円高が一服した。前場はこれが素直に好感された。主力の輸出関連株中心に買い戻された。ただし、国内要因で特段の買い材料があるわけではない。このため外部環境改善を好感した買い一巡後は、日経平均はもみあった。市場の一部では、欧州系の投資家の日本株買いが観測されていた。

後場の日経平均は前日比で一時マイナスに転じる場面があった。東京外国為替市場で円相場が上昇に転じたことが嫌気された。今晩のポルトガルを皮切りに、イタリア、スペインと今週は欧州で国債の入札が相次ぐため、様子見気分が強まった。なお、12月の景気ウオッチャー調査では、現状判断指数は前月比1.5ポイント上昇の45.1と、2カ月連続で改善した。内閣府は基調判断を「景気は、このところ持ち直しの動きがみられる」と9カ月ぶりに上方修正した。

東証33業種では、不動産、銀行、保険、その他金融、食料品、輸送用機器、倉庫・運輸などが値上がりした。一方、その他製品、海運、鉱業、パルプ・紙、鉄鋼、精密機械、機械、電気機器、空運、非鉄金属などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは前澤工業(6489)、2位は大倉工業(4221)、3位は東洋シャッター(5936)。一方、値下がり率トップはJVCケンウッドHD(6632)、2位はC&IHOLDINGS(9609)、3位はシンフォニアテクノロジー(6507)。