< 相場概況(主力株)/28日の日経平均は前日比63.36円安の10292.63円

外資系10社、売り530万株、買い710万株、差引き180万株の買い越し >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月29日 08時12分

本日の相場見通し/外部環境悪化、終日軟調なもみあい

28日の米国株式市場では、NYダウは反発し、前日比20.51ドル高の11575.54ドル、ナスダック総合指数は反落し、同4.39ポイント安の2662.88ポイントで取引を終えた。コンファレンス・ボードが発表した12月の米消費者信頼感指数は52.5と、前月の54.3から1.8ポイント低下し、56程度への上昇を見込んでいた市場予想に反して悪化した。また、10月の「S&Pケース・シラー住宅価格指数」は、主要20都市平均で前年同月比0.8%下落した。マイナスに転じたのは今年1月以来9カ月ぶりのこと。これらが嫌気された。

NY円相場は7日続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=82円35~45銭で取引を終えた。一時81円81銭まで上昇し、11月12日以来、約1カ月半ぶりの高値を付けた。円は対ユーロで3日ぶりに大幅反発し、前日比1円円高・ユーロ安の1ユーロ=108円00~10銭で取引を終えた。一時107円62銭まで上昇し、9月14日以来、約3カ月ぶりの高値を付けた。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の2月物は前日比0.49ドル高の1バレル91.49ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅続伸。2月物は前日比22.7ドル高の1トロイオンス1405.6ドルで取引を終えた。一時1407.2ドルを付け、7日以来3週間ぶりの高値を付けた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は10270円大証終値比50円安だった。

米国株に方向感はない。円相場は円高に振れている。中国当局が金融引き締め姿勢をさらに強めるとの警戒感から、上海・香港株も軟調だ。外部環境は大幅に悪化しつつある。このため、東京株式市場では利益確定・手仕舞い売りが上値を抑制する公算が大きい。終日軟調なもみあいになるだろう。日経平均の想定レンジは10150円~10350円程度。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)