< パワープレーヤーがいるようだ

相場概況(主力株)/26日の日経平均は前日比40.20円安の10039.56円 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月26日 15時00分

来週の相場見通し/堅調な展開を想定も、波乱要因は朝鮮半島情勢

来週の日経平均は堅調な展開をイメージしています。想定レンジは9800円~10300円程度です。

波乱要因は朝鮮半島の情勢です。25日、朝鮮人民軍板門店代表部が、延坪島への砲撃に関連し、「韓国が無分別な軍事的挑発を行えば、我が軍隊は2次、3次の強力な物理的報復打撃を加える」と警告する通知文を米軍側に送ったと伝わっています。

黄海で28日から12月1日まで予定する米韓合同軍事演習に対して、北朝鮮が更なる挑発行為を行う可能があります。現時点では、本格的な軍事衝突になるとはみていません。しかし、状況次第では、「韓国株下落→日本株下落」ということになる可能性は否定できません。

つまり、来週は韓国総合指数の動向は要注意です。実際、北朝鮮は、今回の合同軍事演習について、朝鮮半島を「戦争の瀬戸際に一段と近づける」無謀な行動だと非難したと、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が記事を掲載したそうです。

一方、米クリスマス商戦は事前から総じて好調との見方が多いようです。24日発表の週間の新規失業保険申請件数が前週比3万4000件減の40万7000件と4000件程度の減少を見込んでいた市場予想を大幅に上回って改善し、10月の個人消費支出と所得がともに前月比で増加したことに加え、11月の消費者態度指数(確報値、ミシガン大学調べ)も市場予想を上回る上昇となりました。

このため、感謝祭の祝日以降に本格化する年末商戦への期待が高まっています。これは、米株、米ドルにとってポジティブ要因であり、当然、日本株にもプラスに作用するでしょう。

ところで、来週は名実共に12月(師走)に突入します。師走相場の特徴は、正月の餅代を稼ぐ為に、回転売買をする「餅つき相場」(餅つきの杵のように、上がったり下がったりする相場)になり易いことにあります。このような「餅つき相場」では、値動きの激しい(仕手色の強い)低位材料株が人気化する傾向があります。よって、来週以降は、材料株の日替わり物色が鮮明になるとみています。

なお、日経平均は、11月10日の上昇でテクニカル的に、底入れの典型的なチャート形状である、「逆三尊」(7月6日の9091.70円を1番底、7月14日の9807.36円と7月28日の9760.31円をネックライン、9月1日の8796.45円を2番底、10月7日の9716.92円をネックライン、そして、11月2日の9123.62円を3番底)を完成させました。このため、7月14日の高値9807.36円から9月1日の安値8796.45円までの下げ幅1010.91円を、ネックラインである9807.36円に足した10818.27円程度までの上昇が期待できるチャート形状になったと考えています。7月14日の9807.36円を大きく割り込まない限り、弱気になる必要はないでしょう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)