
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月11日 15時07分
相場概況(主力株)/11日の日経平均は前日比30.94円高の9861.46円
11日の日経平均は前日比30.94円高の9861.46円、高値は10時21分の9885.37円、安値は14時6分の9834.82円。東証一部の売買代金は1兆2814億円、値上がり銘柄数は875銘柄、値下がり銘柄数は638銘柄、変わらずは145銘柄。日経平均は小幅続伸。
10日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比10.29ドル高の11357.04ドルで取引を終えた。6日までの新規失業保険申請件数は43万5000件と、前週の改定値比2万4000件減。7000件程度の減少を見込んでいた市場予想から、大幅に改善。これが好感された。また、FRBが国債購入の日程を発表したことも、改めて好感材料になった。
NY円相場は続落し、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=82円20~30銭で取引を終えた。一時は82円80銭まで下落した。米長期金利の上昇基調がドル買い材料となった。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前日比85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円35~45銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の12月物は前日比1.09ドル高の1バレル87.81ドルで取引を終えた。一時は88.06ドルまで上昇し、08年10月9日以来、約2年1カ月ぶりの高値を付けた。NY金先物相場は5日ぶりに反落。12月物は前日比10.8ドル安の1トロイオンス1399.3ドルで取引を終えた。
9月の機械受注統計では、設備投資の先行指標の「船舶・電力を除く民需」の受注額は前月比10.3%減。減少は4カ月ぶりで、08年3月の12.3%減以来の大幅な落ち込みだった。市場予想の平均は9.4%減だった。
米株堅調、円高一服は買い材料だが、G20サミット、中国のマクロ指標等、見極めるべき材料も少なくないため、前場の日経平均は高値圏でもみあいとなった。中国の10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.4%上昇。上昇率は9月の3.6%から拡大し、市場予想の4.0%上昇も上回った。10月の工業品出荷価格指数(PPI)は5.0%上昇、上昇率は9月の4.3%から拡大、市場予想の4.6%上昇も上回った。1-10月の都市部の固定資産投資は前年同期比24.4%増と、市場予想と一致した。10月の工業生産高が前年同月比13.1%増と、市場予想の13.4%増をやや下回った。
後場に入っても、もみあいは続いた。明日、オプションSQ算出を控えていることもあり、積極的な売買が手控えられた。下値では売り方の買戻しニーズがある一方、上値ではヤレヤレ売りが観測されていた。
東証33業種では、証券、商品先物、その他金融、空運、銀行、保険、パルプ・紙、輸送用機器、鉱業、ガラス・土石、その他製品、海運、水産・農林などが値上がりした。一方、不動産、非鉄金属、石油・石炭製品、サービス、繊維製品、電気・ガス、鉄鋼などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはアイフル(8515)、2位はコンビ(7935)、3位はフルキャストホールディングス(4848)。一方、値下がり率トップはC&IHOLDINGS(9609)、2位は島津製作所(7701)、3位は愛眼(9854)。