
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月29日 11時16分
前場概況(主力株)/29日前場の日経平均は前日比159.42円安の9206.61円
29日前場の日経平均は前日比159.42円安の9206.61円、高値は9時8分の9337.92円、安値は10時19分の9194.25円。東証一部の売買代金は6269億円、値上がり銘柄数は235銘柄、値下がり銘柄数は1312銘柄、変わらずは99銘柄。日経平均は大幅続落。
28日のNYダウは小幅に続落し、前日比12.33ドル安の11113.95ドルで取引を終えた。四半期決算の発表と同時に1株利益見通しの上限を引き下げたスリーエムがダウの足を引っ張った。また、29日の7-9月期の米実質GDP速報値の発表、11月2日の米中間選挙、11月2-3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)といった重要イベントを控えているため、積極的な売買は手控えられた。
NY円相場は3日ぶりに反発し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=80円95銭~81円05銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落。前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=112円80~90銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の12月物は前日比0.24ドル高の1バレル82.18ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。12月物は前日比19.9ドル高の1トロイオンス1342.5ドルで取引を終えた。
米株に方向感が無く、対ドルでは円高基調が続いた。加えて、本日は、FOMCや米中間選挙を控えた週末。さすがに、前場段階から買い手控え気分が強まった。なお、9月の鉱工業生産指数(速報値)はエコカー補助金の終了等の影響で、前月比1.9%低下の92.5で今年最低となり、4カ月連続で前月を下回った。市場予想の前月比0.6%程度の低下を上回る悪化となった。同時に発表した製造工業生産予測調査では、10月は3.6%低下した後、11月は1.7%の上昇を見込んでいる。なお、9月予測は前月比0.1%低下だったが、本日発表の実績値は同1.9%低下となり、10月分は同2.9%低下が、同3.6%低下へと大きく下方修正された。これも投資マインド悪化に寄与したようだ。
東証33業種では、電気・ガスの1業種が値上がりした。一方、ガラス・土石、鉄鋼、鉱業、証券、商品先物、食料品、金属製品、不動産、精密機械、建設、空運、その他金融、電気機器、非鉄金属などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは日本M&Aセンター(2127)、2位はTOWA(6315)、3位はジェイエスピー(7942)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位はC&IHOLDINGS(9609)、3位は日本碍子(5333)。