
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月20日 15時07分
相場概況(主力株)/20日の日経平均は前日比157.85円安の9381.60円
20日の日経平均は前日比157.85円安の9381.60円、高値は9時1分の9402.05円、安値は9時54分の9316.97円。東証一部の売買代金は1兆3732億円、値上がり銘柄数は215銘柄、値下がり銘柄数は1357銘柄、変わらずは87銘柄。日経平均は大幅反落。
19日のNYダウは大幅に反落し、前日比165.07ドル安の10978.62ドルで取引を終えた。中国人民銀行(中央銀行)が、金融機関の貸し出しと預金の基準金利(期間1年)をそれぞれ0.25%引き上げると発表したことで、中国の成長鈍化懸念が強まり、株が売られた。
NY円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=81円55~65銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に3日続伸し、前日比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=111円95銭~112円05銭で取引を終えた。一時111円81銭と、9月21日以来約1カ月ぶりの円の高値を付けた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の11月物は前日比3.59ドル安の1バレル79.49ドルで取引を終えた。NY金先物相場は急反落。12月物は前日比36.1ドル安の1トロイオンス1336ドルで取引を終えた。
中国の利上げが中国景気のみならず、世界景気を冷やすとの見方が強まり、その結果、米株だけでなく、資源国・新興国通貨、商品などの高リスク資産を売って、米ドルや米国債などを買い戻す動きが活発になった。この影響で、前場の日経平均も大幅に下落した。とりわけ、資源、中国関連銘柄への売り圧力が強まった。
後場に入り、上海株がプラスに転じたことが好感され、日経平均は下げ幅をやや縮小させた。しかし、円高基調が続き、他のアジア株が総じて軟調なこともあり、戻りは鈍かった。
東証33業種では、値上がりは金属製品、その他金融の2業種。一方、鉱業、卸売、精密機械、石油・石炭製品、非鉄金属、倉庫・運輸、医薬品、海運、化学、繊維製品、ゴム製品、不動産、建設、機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはプロミス(8574)、2位はNISグループ(8571)、3位はランド(8918)。一方、値下がり率トップはC&IHOLDINGS(9609)、2位は神栄(3004)、3位はフィデアホール(8713)。