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来週の相場見通し/円高は上値抑制要因だが、日本株は堅調相場を継続する公算 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月15日 15時10分

相場概況(主力株)/15日の日経平均は前日比83.26円安の9500.25円

15日の日経平均は前日比83.26円安の9500.25円、高値は12時43分の9553.57円、安値は13時47分の9478.64円。東証一部の売買代金は1兆2784億円、値上がり銘柄数は239銘柄、値下がり銘柄数は1350銘柄、変わらずは78銘柄。日経平均は3日ぶりに反落。

14日のNYダウは5日ぶりに反落し、前日比1.51ドル安の11094.57ドルで取引を終えた。米金融機関の間で、ローン返済の行き詰まりを理由に差し押さえた住宅の売却を一時的に停止する動きが広がっている。住宅ローン債権回収の遅れが収益の重荷になるとの思惑で、銀行株が売り込まれた。これが嫌気された。

一方、週間の新規失業保険申請件数は前週比1万3000件増の46万2000件。市場予想の44万6000件程度より悪化し、FRBによる追加金融緩和の実現性が高まるとの見方を強まったことは、相場の下支え要因になった。

NY円相場は反発し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=81円40~50銭で取引を終えた。円の高値は81円09銭で、欧州市場で付けた1995年4月以来の高値である80円88銭までは上昇しなかった。円は対ユーロでは続落。前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円70~80銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反落。WTI期近の11月物は前日比0.32ドル安の1バレル82.69ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比7.1ドル高の1トロイオンス1377.6ドルで取引終えた。時間外取引で一時1388.1ドルまで上昇し、中心限月としての過去最高値を連日で更新した。

円高と米株安が嫌気され、前場の日経平均は軟調な展開となった。金融株が軟調なことも、地合い悪化に影響した。信用の高値期日に伴う買い方の処分売りも散見され、これが需給悪化要因になったもよう。

後場に入り、週末要因によるポジション調整の売りが優勢な状態が続いた。銀行、証券、その他金融、保険など内需系主力株の下落がセンチメントを冷やした。主因は信用需給。期日到来・接近に伴う買い方の手仕舞い売りに加えて、株価急落に伴う追証絡みの投げ売り・換金売りを誘発させたとみられる。

東証33業種では、全業種が値下がりした。証券、商品先物、銀行、その他金融、保険、空運、倉庫・運輸、水産・農林、パルプ・紙、建設などの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップはサンエー・インターナショナル(3605)、2位は松屋(8237)、3位はNISグループ(8571)。一方、値下がり率トップはC&IHOLDINGS(9609)、2位はプロミス(8574)、3位はモリテックス(7714)。