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本日の相場見通し/悲観に一気に傾く必要もないが、欧州懸念で上値は重い >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月30日 15時22分

相場概況(主力株)/30日の日経平均は、前日比190.03円安の9369.35円

30日の日経平均は、前日比190.03円安の9369.35円、高値は9時7分の9566.84円、安値は大引け値。東証一部の売買代金は1兆4271億円、値上がり銘柄数は155銘柄、値下がり銘柄数は1459銘柄、変わらずは48銘柄。日経平均は大幅反落。

29日のNYダウは反落し、前日比22.86ドル安の10835.28ドルで取引を終えた。高値警戒感から、利益確定売りに押された。経済指標の発表が少なく、決算シーズンを控えていることもあり、買いが一服した。

NY円相場は続伸し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=83円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円05~15銭で取引終えた。

NY原油先物相場は反発。WTI期近の11月物は、前日比1.68ドル高の1バレル77.86ドルで取引を終えた。NY金先物相場は6日続伸。12月物は、前日比2.0ドル高の1トロイオンス1310.3ドルで取引を終えた。時間外取引で一時1314.8ドルを付け、連日で中心限月としての最高値を更新した。

8月の鉱工業生産指数速報値は、前月比0.3%低下の94.5と、3カ月連続で低下した。同時に発表した製造工業生産予測調査では、9月は0.1%の低下、10月は2.9%の低下を見込む。予測通りなら、7~9月期は前期比1.1%低下する見通し。経済産業省は基調判断を、09年3月以来、約1年半ぶりに下方修正した。

米株に方向感がなく、円高基調に変化がない。前場の東京株式市場は手掛かり材料が不足する中、日経平均は9500円アラウンドのもみあいとなった。中間期末のドレッシング買い期待はあるものの、利益確定、換金売り圧力も弱くはないため、指数の上値は非常に重かった。

後場に入り、アイルランドの中央銀行が、国有化されたアングロ・アイリッシュ銀行が合計で293億ユーロの資本不足に陥っているとの試算結果を発表したことなどが伝わり、アイルランドの金融不安が台頭。東京外国為替市場では、対ユーロで円高が進み、対ドルでも円相場が1ドル=83円台前半と、政府・日銀が円売り介入を実施した15日以降の高値を更新した。これが嫌気され、日経平均は大引けにかけ下げ幅を拡大、安値引けとなった。

東証33業種では全業種が値下がりした。その他製品、鉱業、銀行、ガラス・土石、保険、海運、その他金融、電気・ガス、証券、商品先物、鉄鋼などの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップはクボテック(7709)、2位はメガネトップ(7541)、3位は小森コーポレーション(6349)。一方、値下がり率トップは武富士(8564)、2位は山水電気(6793)、3位はNISグループ(8571)。