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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月29日 08時39分

本日の相場見通し/模様眺め気分が強い中、閑散・膠着相場が継続

28日の米国株式市場は反発し、NYダウは前日比46.10ドル高の10858.14ドル、ナスダック総合指数は同9.82ポイント高の2379.59ポイントで取引を終えました。

コンファレンス・ボードが発表した9月の米消費者信頼感指数は48.5と、前月の改定値53.2から4.7ポイント低下、悪化は2カ月ぶりで、市場予測平均の53程度を下回り、今年2月の46.4以来の水準に落ち込みました。また、リッチモンド連銀の製造業景況感指数もマイナス圏へ転落です。そして、7月の「S&Pケース・シラー住宅価格指数」は、主要10都市平均で前年同月比4.1%上昇しました。主要20都市平均は同3.2%上昇。しかし、いずれも6月の上昇率を下回りました。

ですが、マクロ指標が悪化すれば、FRBが追加の金融緩和に踏み切る可能性が高まるとの観測が浮上し、FRBに任せておけば、投資家は不測の株価急落に見舞われることはなく、必ず売り場を提供してくれるという「バーナンキ・プット」が意識され、米株は上昇しました。

NY円相場は反発し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=83円80~90銭で取引を終えました。一時83円68銭に上昇し、日本政府・日銀が15日に円売り介入を実施して以降の対ドルでの高値を更新しました。円は対ユーロで反落し、前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円90銭~114円ちょうどで取引を終えました。ECBのシュタルク理事が、金融危機下で導入した資金供給などの非伝統的手段について、当初設定の終了時期を迎えれば延長しないとの見方を示したと伝わったことがユーロ買い材料になりました。

NY原油先物相場は4日ぶりに反落です。WTI期近の11月物は前日比0.34ドル安の1バレル76.18ドルで取引を終えました。NY金先物相場は5日続伸です。12月物は前日比9.7ドル高の1トロイオンス1308.3ドルで取引終えました。一時1311.8ドルまで上昇し、中心限月としての最高値を更新しました。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9485円大証終値比5円安でした。

米株反発も、円高が嫌気され、日経平均の上値は重いでしょう。想定レンジは9400円~9600円程度です。模様眺め気分が強い中、閑散・膠着相場が継続するとみています。日銀短観の結果をみた上で、東京外国為替市場の動向を注視しながら、神経質な動きが予想されます。短観では、10年度の想定為替レートが前回の6月調査からどの程度、円高方向に見直されているかが注目されます。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)