
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月10日 08時35分
本日の相場見通し/不透明要因多く、模様眺め気分が非常に強まる
9日の米国株式市場は小幅続伸し、NYダウは前日比28.23ドル高の10415.24ドル、
ナスダック総合指数は同7.33ポイント高の2236.20ポイントで取引を終えました。
週間の新規失業保険申請件数が市場予想以上に減ったことや、7月の米貿易赤字
も予想を超えて大幅に縮小したことなどが好感されました。
NY円相場は小幅上昇し、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=83円75~85銭で取
引を終えました。円は対ユーロで反発し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ
=106円35~45銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は反落です。WTI期近の10月物は前日比0.42ドル安の1バレ
ル74.25ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続落です。12月物は前日比6.
6ドル安の1トロイオンス1250.9ドルで取引を終えました
シカゴ日経平均先物(円建て)は9140円大証終値比50円高でした。
本日は、SQ値確定後は、投資家の積極的な参加が期待できないとみています。
ECBのシュタルク理事がドイツ国内の銀行は資本不足との見解を示しました。
一方、ブルームバーグ通信が関係者の話として9日、「ドイツ銀行が増資に伴う
同行の株式売却の取り扱いに関心があるか調べるため、投資銀行に接触した」と
報道しました。報道によれば、増資規模は90億ユーロ(約9600億円)です。これ
は銀行株にとって、ネガティブに作用する見通しです。
また、当初13日に発表予定だった中国の8月のCPIなど主要統計を、11日に前
倒しして発表するそうです。CPIの前年同月比上昇率は7月の3.3%から加速す
るとの予想もあるもようで、足元及び将来の上海株の動向に対して神経質ならざ
るを得ないとみています。
そして、14日の民主党代表選に関しては、週明けにかけて情勢報道が相次ぐ見通
しです。その結果を見極めたいとのムードも強まるでしょう。つまり、不透明要
因、見極めたい事項が多いため、投資家は積極的に売買しないとみています。日
経平均の想定レンジは9000円方~9200円程度です。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)