
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月01日 08時39分
本日の相場見通し/円高が東京で一段と進むようなら下げ幅拡大へ
8月31日の米国株式市場では、NYダウは小幅反発、前日比4.99ドル高の10014.72ドル、一方、ナスダック総合指数は小幅に続落し、同5.94ポイント安の2114.03ポイントで取引を終えました。
コンファレンス・ボードが発表した8月の米消費者信頼感指数は53.5と、前月の改定値から2.5ポイント上昇しました。前月比で改善したのは3カ月ぶりのことで、市場予測の50.5程度も上回りました。これが好感されました。
しかし、ISMは1日、8月の製造業景況感指数を発表します。市場予想は52.5で、55.5だった前月から3ポイント低下し、昨年9月以来11カ月ぶりの水準に落ち込む見通しです。また、3日発表の米雇用統計でも非農業部門の雇用者数が減少するとの予想が出ています。弱い指標発表観測を背景に、上値は圧迫されました。
NY円相場は続伸し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=84円10~20銭で取引を終えました。一時83円83銭に上昇し、8月24日に付けた約15年2カ月ぶりの高値83円58銭に迫る場面がありました。円は対ユーロで続伸し、前日比45銭円高・ユーロ安の1ユーロ=106円65~75銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は大幅に続落です。WTI期近の10月物は前日比2.78ドル安の1バレル71.92ドルで取引を終えました。NY金先物相場は3日続伸です。12月物は前日比11.1ドル高の1トロイオンス1250.3ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8830円大証終値比30円高でした。
14日の民主党代表選は、菅直人首相と小沢一郎前幹事長の一騎打ちが決まりました。これで事実上の「政治空白期間」入りとなり、結果が判明するまでは、日本株は米株・円相場次第の動きを余儀なくされそうです。なお、本日は昨日の大幅安の反動もあり、8800円付近のもみあいを想定しています。ただし、円高が東京で一段と進むようなら裁定解消売りやヘッジ売りで下げ幅が拡大する可能性は低くはないとみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)