
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月27日 08時02分
本日の相場見通し/様子見スタンスを崩すことはなく、超閑散相場
26日の米国株式相場は反落し、NYダウは前日比74.25ドル安の9985.81ドル、ナスダック総合指数は同22.85ポイント安の2118.69ポイントで取引を終えました。
27日発表の4-6月期の米実質GDP改定値が速報値から大幅に下方修正されるが改めて警戒されました。また、バーナンキFRB議長が27日の講演で、量的緩和策の拡大に関して何らかの言及がなければ相場が一段安となる可能性が出ていることも、警戒材料になりました。
NY円相場は小幅反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=84円40~50銭で取引を終えました。円は対ユーロで続落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=107円30~40銭で取引を終えました。ハンガリーとアイルランドの国債などの入札が順調だったことが、ユーロ買い材料になりました。
NY原油先物相場は続伸です。WTI期近の10月物は前日比0.84ドル高の1バレル73.36ドルで取引を終えました。NY金先物相場は3日ぶりに反落し、12月物は前日比3.6ドル安の1トロイオンス1237.7ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8835円大証終値比55円安でした。
米株は軟調で、円高はやや一服しているとは言え、円高水準です。また、有力な経済閣僚や日銀総裁が国内に当面不在のため、金融面でも財政面でも、何か大きな政策決定がなされることはないでしょう。さらに、民主党の小沢前幹事長が、9月1日告示、14日投開票の党代表選への出馬を表明したことで、菅首相は代表選の対応に忙殺されることでしょう。
このため、政策発動期待は皆無であり、上値を追う動きはほぼ期待できない状況とみています。日経平均は円相場の動向に対して受身的に動く見通しです。想定レンジは8700円~8900円程度です。手掛かり材料も非常に乏しい週末でもあり、投資家は様子見スタンスを崩すことはなく、超閑散相場になるともみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)