
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月24日 15時11分
相場概況(主力株)/24日の日経平均は、前日比121.55円安の8995.14円
24日の日経平均は、前日比121.55円安の8995.14円、高値は12時41分の9069.22円、安値は9時12分の8983.52円。東証一部の売買代金は1兆363億円、値上がり銘柄数は468銘柄、値下がり銘柄数は1057銘柄、変わらずは143銘柄。日経平均は3日続落。
23日のNYダウは3日続落し、前週末比39.21ドル安の10174.41ドルで取引を終えた。HPが、デルによる買収で合意していた3PARに対して、デルを上回る買収価格を提案したことや、HSBCが南アのネッドバンク・グループの買収で交渉していると発表したことが好感される場面があった。しかし、24日発表の7月の中古住宅販売件数など重要なマクロ指標を見極めたいとのムードが強まり、取引終了にかけて売りに押された。
NY円相場は反発し、前週末比45銭円高・ドル安の1ドル=85円10~20銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に4日続伸し、前週末比1円05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円75~85銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は下落。WTI期近の10月物は前週末比0.72ドル安の1バレル73.10ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落。12月物は、前週末比0.3ドル安の1トロイオンス1228.5ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は、取引時間中では09年5月18日以来の9000円割れとなった。また、東京外国為替市場では、円相場が上げ幅を拡大し、1ドル=84円台に突入、19日以来3日ぶりに84円台に上昇した。また、円が対ユーロで4日続伸し、一時は6月29日に付けた高値の107円30銭を突破し、01年11月以来8年9カ月ぶりの円高・ユーロ安水準となった。昨日、菅首相と白川日銀総裁が、直接会談を避け、電話会談でお茶を濁した。この結果、政府・日銀に現在の円高に対する危機感は乏しいとの見方が強まり、市場での早期の追加金融緩和期待が大きく後退し、円が買われ、日本株には失望売りが幅広い銘柄に出た。
後場も軟調な展開が続き、日経平均は終値でも09年5月1日以来の9000円割れとなり、年初来安値を更新した。後場寄り直後は買戻しが入ったが、一巡後は、政府・日銀の無為無策を嫌気した売りが断続的に出て、大引けにかけ日経平均は下げ幅を広げた。円高を背景に、主力の輸出関連が下げ、指数の足を引っ張った。
東証33業種では、医薬品、水産・農林、電気・ガスの3業種が値上がりした。一方、鉱業、空運、その他金融、非鉄金属、ゴム製品、精密機械、機械、海運、電気機器、倉庫・運輸、証券、商品先物などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位はイー・アクセス(9427)、3位はGMOペイメントゲートウェイ(3769)。一方、値下がり率トップはレオパレス21(8848)、2位はベンチャーリンク(9609)、3位はアイロムホールディングス(2372)。