
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月13日 08時29分
本日の相場見通し/SQ算出後は超閑散相場
12日の米国株式市場は3日続落し、NYダウは前日比58.88ドル安の10319.95ドル、ナスダック総合指数は同18.36ポイント安の2190.27ポイントで取引を終えました。
シスコの8~10月期の売上高見通しが予想を下回ったことに加え、チェンバースCEOが、顧客が景気の不透明感から設備投資に慎重になっているなどと述べたと伝わったことが、嫌気されました。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=85円85~95銭で取引を終えました。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円20~30銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は大幅に3日続落。WTI期近の9月物は前日比2.28ドル安の1バレル75.74ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続伸です。12月物は前日比17.5ドル高の1トロイオンス1216.7ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9170円大証終値比20円安でした。
昨日17時30分、野田財務相が記者会見を開き、円高対策について「景気の動向を注意深く見守りながら、適切に対応していきたい」との考えを示しました。また、白川日銀総裁も、円高について「国内経済への影響を注意深く見ていく」との談話を発表しました。
政府・日銀、円高けん制・口先介入でいったん円高が一服しました。しかし、実際のアクションを起こせない状況に変化はありません。このため、早晩、市場は政府・日銀にアクションを催促する円高が起こる可能性が高いでしょう。
米株も軟調でもあり、本日は、SQ算出後は超閑散相場になりそうです。円相場や上海株の動向には神経質に動くでしょうが、お盆休み入りで、市場参加者は激減しています。基本は、短期筋の週末のポジション調整がメインでしょう。今日の終値がSQ値を上回るかどうかだけには注目しておきたいと思います。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)