< 相場概況(主力株)/10日の日経平均は前日比21.44円安の9551.05円

外資系10社、売り2150万株、買い1830万株、差引き320万株の売り越し >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月11日 08時35分

本日の相場見通し/オプションSQを控え、基本は9500円の攻防

10日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比54.50ドル安の10644.25ドル、ナスダック総合指数は、同28.52ポイント安の2277.17ポイントで取引を終えました。

中国の7月の輸入額は前年同月比22.7%増にとどまり、前月の34.1%増から大幅に鈍化し、市場予想の30.2%増も下回りました。また、6月の米卸売在庫は前月比0.1%増と、市場予想の0.4%増を下回り、需要の伸び悩みが示されました。これらが嫌気されました。

一方、FRBはFOMCで、FF金利の誘導目標を0.00~0.25%で据え置くことを決めました。声明では「例外的に低いFF金利が長期にわたって続く可能性が高いと予想する」との文言を維持し、超低金利政策を当面継続することを示唆しました。同時に、金融緩和の一環で購入した住宅ローン担保証券(MBS)や政府機関債の償還資金を米長期国債に再投資することも決定しました。

NY円相場は反発です。前日比50銭円高・ドル安の1ドル=85円40~50銭で取引を終えました。円は対ユーロで3日ぶりに大幅に反発し、前日比1円05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円55~65銭で取引を終えました。

NY原油先物相場は反落です。WTI期近の9月物は、前日比1.23ドル安の1バレル80.25ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続落です。12月物は、前日比4.6ドル安の1トロイオンス1198.0ドルで取引を終えました。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9485円大証終値比55円安でした。

FRBが追加の金融緩和策に踏み込んだことは、やるにしても次回9月21日のFOMCとの見方もあっただけに、市場にはポジティブでした。一方、昨日の政策決定会合で追加の金融緩和を打ち出さず、ゼロ回答だった日銀には、みんなの党の渡辺代表と自民党の中川秀直・元幹事長、山本幸三衆院議員が10日、日本銀行の量的緩和の必要性を議論する公開討論会を開く要請書を白川総裁に送付したと報じられています。

米株が反落し、円高基調に変化がないため、本日の日経平均は軟調なもみあいとなりそうです。想定レンジは9400円~9600円程度です。オプションSQを控え、基本は9500円の攻防でしょう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)