
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月09日 08時34分
本日の相場見通し/日経平均は9600円付近でもみあい、開店休業状態
6日の米国株式市場は小幅に続落です。NYダウは前日比21.42ドル10653.53ドル、ナスダック総合指数は同4.59ポイント安の2288.47ポイントで取引を終えました。
7月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が市場予想以上に減少し、民間部門の雇用者数が予想以上に伸びず、さらに、6月の雇用者数の減少幅が修正されて拡大しました。これが嫌気されました。しかし、10日のFOMCで、FRBが国債買い取りなど量的緩和策について議論するとの観測が強まり、追加の金融緩和策実施期待で、急速に買い戻されました。
NY円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=85円45~55銭で取引を終えました。一時85円02銭と、09年11月27日以来ほぼ8カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けました。円は対ユーロで反落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円50~60銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は3日続落です。WTI期近の9月物は、前日比1.31ドル安の1バレル80.70ドルで取引を終えました。NY金先物相場は続伸です。12月物は前日比6.0ドル高の1トロイオンス1205.3ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9590円大証終値比60円安でした。
米株軟調、円高で上値は重いとみています。ただし、米国の追加金融緩和実施への警戒感から、下値は売り叩き難いでしょう。結果、日経平均は9600円付近でもみあいになると予想します。また、積極的な手掛かり材料が不足しており、閑散・夏枯れ相場も継続するでしょう。東京株式市場は開店休業状態に陥る見通しです。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)