
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月30日 15時16分
相場概況(主力株)/30日の日経平均は前日比158.72円安の9537.30円
30日の日経平均は前日比158.72円安の9537.30円、高値は始値の9658.61円、安値は12時30分の9505.64円。東証一部の売買代金は1兆3849億円、値上がり銘柄数は208銘柄、値下がり銘柄数は1394銘柄、変わらずは69銘柄。日経平均は大幅に続落。
29日のNYダウは続落し、前日比30.72ドル安の10467.16ドルで取引を終えた。セントルイス地区連銀のブラード総裁が、米国が日本のような物価下落と投資低迷に陥るリスクに懸念を示したことが嫌気された。また、シマンテックが前日夕に発表した業績見通しが市場予想を下回り、画像処理半導体大手のエヌビディアが売上高見通しの引き下げを発表したことが、ハイテク株の売り材料になった。
一方、30日に発表の4-6月期の実質GDP速報値を見極めたいとするムードが強く、売り一巡後は下げ渋った。
NY円相場は続伸し、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=86円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円65~75銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の9月物は、前日比1.37ドル高の1バレル78.36ドルで取引を終えた。NY金先物相場は上昇。12月物は、前日比8.8ドル高の1トロイオンス1171.2ドルで取引を終えた。
米株軟調、円高を背景に、前場の日経平均は軟調な展開となった。対ユーロでの円高が東京為替市場で進んだことが嫌気された。なお、UBSが28日付リポートで、日本株の投資判断を「オーバーウエート」から「アンダーウエート」へ引き下げたことが、市場の一部で話題になっていた。また、6月の鉱工業生産指数速報値は、前月比1.5%低下の94.7と4カ月ぶりに低下した。市場予想の0.2%上昇を下回ったことも、嫌気材料となった。
後場に入り、円相場が一段の円高に振れたことが嫌気され、売りが加速した。その後、買戻しが入り、日経平均は下げ幅を縮小させた。しかし、大引けにかけ、手仕舞い売りに押され、本日の安値圏で取引を終えた。なお、円は対ドルで、一時86円23銭まで上昇し、昨年11月27日につけた1995年7月以来の高値となる84円82銭を試す展開になった。
東証33業種では全業種が値下がりした。不動産、鉄鋼、陸運、石油・石炭製品、倉庫・運輸、ゴム製品、食料品、非鉄金属、ガラス・土石、パルプ・紙、化学、機械、その他製品、建設、金属製品、卸売、電気・ガスなどの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップは愛知機械(7263)、2位は富士機工(7260)、3位は新生銀行(8303)。一方、値下がり率トップはワコム(6727)、2位は松屋(8237)、3位は日本通運(9062)。