
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月30日 08時30分
本日の相場見通し/米株軟調、円高を背景に、日経平均は軟調なもみあい
29日の米国株式市場は下落です。NYダウは続落し、前日比30.72ドル安の10467.16ドル、ナスダック総合指数は3日続落し、同12.87ポイント安の2251.69ポイントで取引を終えました。
セントルイス地区連銀のブラード総裁が、米国が日本のような物価下落と投資低迷に陥るリスクに懸念を示したことが嫌気されました。また、シマンテックが前日夕に発表した業績見通しが市場予想を下回り、画像処理半導体大手のエヌビディアが売上高見通しの引き下げを発表したことが、ハイテク株売り材料になりました。
一方、30日に発表の4-6月期の実質GDP速報値を見極めたいとするムードが強く、売り一巡後は下げ渋りました。
NY円相場は続伸し、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=86円75~85銭で取引を終えました。円は対ユーロで反落し、前日比05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円65~75銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は反発です。WTI期近の9月物は、前日比1.37ドル高の1バレル78.36ドルで取引を終えました。NY金先物相場は上昇です。12月物は、前日比8.8ドル高の1トロイオンス1171.2ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9640円大証終値比50円安でした。
米株軟調、円高を背景に、本日の日経平均は軟調なもみあいとなりそうです。想定レンジは9500円~9800円程度です。月末ということで、ドレッシング買いが入るようなら、大引けにかけ締まる可能性はあります。その一方で、円高が東京為替市場で進むようなら、週末でもあり、手仕舞い売りで下げ幅を拡大させる可能性は残ります。
正直、積極的に買えない。しかし、売り叩き難いというムードの中、相場が膠着を続ける展開を想定しています。また、市場参加者の殆どは、プロ・セミプロで、参加者は激減している可能性が高く、商いの盛り上がりは全く期待できないとみています。一般的な投資家は株式投資に対して興味を完全に失っているであろうため、個人好みの銘柄群の賑わいは全く期待できないと考えています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)