
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月15日 11時14分
前場概況(主力株)/15日前場の日経平均は前日比100.57円安の9694.67円
15日前場の日経平均は前日比100.57円安の9694.67円、高値は9時23分の9709.87円、安値は10時44分の9667.00円。東証一部の売買代金は4696億円、値上がり銘柄数は201銘柄、値下がり銘柄数は1349銘柄、変わらずは109銘柄。日経平均は反落。
14日のNYダウは小幅ながら7日続伸。前日比3.70ドル高の10366.72ドルで取引を終えた。インテルの好決算で、ハイテク株中心に、業績期待を背景とした買いが入った。しかし、6月の米小売売上高が前月比0.5%減と、2カ月連続で減少し、市場予想の0.2%減以上に減少したことに加え、FRBが10年の実質成長率見通しを下方修正したことが嫌気された。
NY円相場は反発し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=88円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発。前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円55~65銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は小幅に反落。WTI期近の8月物は、前日比0.11ドル安の1バレル77.04ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落。8月物は、前日比6.5ドル安の1トロイオンス1207.0ドルで取引を終えた。
米株の上値が重くなり、円相場も円高に振れているため、前場の日経平均は調整色が強かった。6月の中国消費者物価指数(CPI)、中国GDPの発表を日本時間11時に控えていることも、買い手控え要因として強く意識された。なお、中国4大商業銀行の一角を占める中国農業銀行が本日、上海株式市場に人民元建て株式(A株)を新規上場した。初値は2.74元と、公募価格の2.68元を上回った。これは安心材料になった。
なお、6月の中国のCPIは前年同月比2.9%上昇。政府が年間の抑制目標に掲げる3%を2カ月ぶりに下回った。6月の工業品出荷価格(卸売物価)は同6.4%の上昇。伸び率は前月の7.1%を下回った。そして、中国の今年上期(1-6月期)のGDPは実質で前年同期比11.1%増。11.9%成長の1~3月期からは4~6月期は鈍化した。
東証33業種では、パルプ・紙の1業種が値上がりした。一方、鉱業、不動産、海運、証券、商品先物、石油・石炭製品、保険、輸送用機器、銀行、卸売、精密機械、医薬品、電気機器、その他金融、機械などの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップはルック(8029)、2位はダイエー(8263)、3位はマクニカ(7631)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位はレオパレス21(8848)、3位は日本エム・ディ・エム(7600)。