
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月05日 08時13分
本日の相場見通し/余程、円高に振れない限り、9000円大台はキープ
2日の米国株式市場では、NYダウは7日続落し、前日比46.05ドル安の9686.48ドル、ナスダック総合指数は5日続落し、同9.57ポイント安の2091.79ポイントで取引を終えました。
6月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比12万5000人減でした。国勢調査に伴う臨時職員が22万5000人減ったため、半年振りの減少になりました。注目の民間部門は8万3000人増で6カ月連続プラスでした。5月の3万3000人増よりは拡大しましたが、10万人程度の増加を見込んでいた市場予想は下回りました。
一方、失業率は9.5%で前月から0.2ポイント改善し、昨年7月以来11カ月ぶりの低い水準となりました。市場予想の9.8%に反して下がりましたが、これは求職者の一時的な減少による影響が大きいため、評価されませんでした。
NY円相場は4日ぶりに反落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=87円70~80銭で取引を終えました。円は対ユーロで3日続落です。前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円25~35銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は5日続落です。WTI期近の8月物は前日比0.81ドル安の1バレル72.14ドルで取引を終えました。NY金先物相場は反発です。8月物は前日比1.0ドル高の1トロイオンス1207.7ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9170円大証終値比40円安でした。
米株が軟調で、基調としての円高に変化がありません。積極的に日本株を買おうというムードが高まることはないでしょう。日経平均の想定レンジは8900円~9400円程度です。なお、先週後半に関しては、ザラ場中の円相場の動向への日経平均先物の感応度が下がってきているように感じます。このため、余程、円高に振れない限り、9000円大台はキープするとみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)