
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月02日 08時22分
本日の相場見通し/後場、手仕舞い売りや、追証絡みの売りを警戒
1日の米国株式市場では、NYダウは6日続落し、前日比41.49ドル安の9732.53ドル、ナスダック総合指数は4日続落し、終値は同7.88ポイント安の2101.36ポイントで取引を終えました。
週間の新規失業保険申請件数が47万2000件と、減少を見込んでいた市場予想に反し1万3000件の増加となりました。また、5月の米仮契約住宅販売指数は前月比30%の大幅低下と、市場予想の13%低下以上に悪化しました。そして、6月のISM製造業景況感指数は56.2と3.5ポイント低下と、2カ月連続低下し、市場予想の59程度も下回りました。
これら相次ぐ弱いマクロ指標を受けて、米株は軟調でした。なお、スペイン政府が実施した5年物国債入札で、応札倍率が懸念したほど低下せず無難な結果となったことは好材料視されました。
NY円相場は3日続伸し、前日比85銭円高・ドル安の1ドル=87円55~65銭で取引を終えました。一時86円96銭と、昨年12月2日以来、約7カ月ぶりの円高水準を付けました。 円は対ユーロで大幅続落です。前日比1円50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=109円70~80銭で取引を終えました。
NY原油先物相場は4日続落です。WTI期近の8月物は前日比2.68ドル安の1バレル72.95ドルで取引を終えました。NY金先物相場は3日ぶりに大幅反落です。8月物は前日比39.2ドル安の1トロイオンス1206.7ドルで取引を終えました。
シカゴ日経平均先物(円建て)は9190円大証終値比10円高でした。
米株が軟調とはいえ下げ渋ったことや、ユーロ高は好感されるでしょう。しかし、円は対ドルで強いため、日経平均の上値は限定的とみます。想定レンジは9000円~9300円程度です。
また、米国時間2日には6月の米雇用統計が発表されることもあり、積極的な売買を手控える投資家は増えるでしょう。このため、後場、手仕舞い売りや、追証絡みの売りが断続的に出てくるようだと、値幅を伴った下落局面の出現もありかな、とみています。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)